田中和樹 写真:浅野凜太郎

 2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現6位)は、 9月29日(日)にニンジニアスタジアムで開催される第33節愛媛FC戦(現16位)との試合に向けた囲み取材を行った。

 第32節レノファ山口戦はFW小森飛絢のハットトリックなどもあり4-1で勝利した千葉。第32節終了時点でJ1昇格プレーオフ圏内の6位につけている。千葉のFW田中和樹は流れに乗っているチームについて、自らの見解を示した。

 「みんな自信を持ってプレーしている。サイドだけではなくて、中央でもコミュニケーションが増えてきていると思います。奪われたときの切り替えや強度が増していますし、みんながそれを理解している。自分たちの武器を表現できてる点が大きいと思います」

 シーズン序盤から右サイドでのプレーが多かった田中だが、直近の山口戦では左サイドでプレーするなど、最近では左サイドでの活躍も光っている。

 左サイドでの手ごたえについて問われると「千葉のサイドで求められているプレーは同じだと思うので、右と左はどっちでも一緒だと思っています。特に『左だから』とかは考えずに、まずは自分の武器を出していくっていうのを考えてプレーしています」と、頼もしい答えが返ってきた。

 今季7ゴール・7アシストを目標として掲げている田中。第32節終了時点で4ゴール・6アシストと、目標達成は近い。「数字にこだわる」と誓ったウインガ―は、愛媛戦で結果を残せるか。