サンフレッチェ広島は9月28日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグ第32節で、町田ゼルビアと対戦。J1優勝争いの行方を占う一戦として注目度が高いが、広島所属の日本代表GK大迫敬介は前回対戦の時点で、すでに黒田剛監督の戦術への対応に自信を覗かせていた。
両クラブの前回対戦は4月3日のJ1第6節だが、この試合では広島が日本代表MF満田誠やFW大橋祐紀(現ブラックバーン)のゴールにより、2-1で勝利。ロングスロー、ロングフィード、セットプレー、プレー強度の高さを武器とする町田に今季初めて土をつけたことで反響を呼んでいた。
韓国代表FWオ・セフンやオーストラリア代表FWミッチェル・デュークなど、強靭なフィジカルを武器とした長身フォワードを擁する町田だが、大迫は第6節での対戦前から相手のストロングポイントを消すだけの自信があったという。
広島の公式YouTubeチャンネルでは、4月4日にINSIDE_町田戦」が公開されているが、大迫は戦前に「空中戦のボールも多くなると思いますけど、(広島には)自分を含めて空中戦が大好きな選手が多い。気持ちよくなるんじゃないですかね」とコメント。ロングスローやロングフィードを多用する黒田監督のやり方に対抗できるだけのクオリティーが備わっていることを強調していた。
元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスランや元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアなど、攻撃陣における新戦力の活躍が目立っている広島。10月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でも日本代表に招集される可能性が高い大迫を中心とした守備陣の奮闘も期待したいところだ。