スプーンで先ずは右側からチキンカレーとご飯を一緒に。おお〜、辛い〜。でも、辛いだけでなく、クミン、コリアンダー、ガラムマサラなどのスパイスが香り高く、バランスよく混ざり合って、美味しい。チキンは、鳥取県の銘柄鶏、ジューシーで、平飼いのため肉質が良いと評判の、大山鶏を使っているそうで、柔らかで、旨味たっぷり。なるほど、夫がリピートする訳です。
左側、キーマカレーはマイルドとメニューにはあり、こちらも、じわじわと辛いのが来ますと食べログに書いてありましたが、私には最初から、これは辛口では?と思われました。しかし辛くても、美味しい。ネットで調べてみると、トッピングされているカスリメティは、タンパク質、ミネラル、ビタミンを含み、少量加えただけで、カレーだけでなく、ジャガイモや豆料理の風味が引き立つそう。今回初めて知ったハーブです。かなり、研究熱心で、マニアックなお店ですね。
夫は、オリジナルチキンカレーを、地ビールの東京ブルースとともに満足気に食べておりました。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、こちらは、オーバルのお皿にご飯、別添えでカレーが大きなマグカップ的な入れ物で登場。
店内に流れる音楽は、ニール・ヤングっぽい、おそらく70年代くらいの洋楽が聴こえていました。女子やマダムの今風の自由が丘というよりは、学生時代にタイムスリップしたようで、ディープな感じ。不思議に落ち着きました。壁には、世界文化史年表という、興味深い感じの大きな紙が貼られていました。サンフランシスコの古い地図も。きっと、お店のご主人と何か関係あるのでしょう。
デザートもありました。自家製コーヒーゼリー(400円)は、甘さ控えめの粒あんと生クリームがトッピングされていました。辛いカレーの後に、ホッとする味です。
レジの近くに小さな招き猫がたくさん並んでいたり、お店の外には、タヌキの置き物がウエルカムしていて、ほのぼのした雰囲気です。接客してくださったのは、奥様でしょうか、とても感じが良くて、また伺いたいと思いました。