自然派化粧品の「ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)」の英国事業が経営破綻し、破産管財人の管理下に置かれたことが明らかになった。英国では約200店舗を展開しているが、店舗閉鎖や人員削減を進めていく一方、事業自体は継続される見込みだ。「ザ・ボディショップ」は、2006年にフランスの化粧品大手のロレアル(L’OREAL)に買収され、現在はドイツの投資会社アウレリウス・グループ(AURELIUS GROUP)の傘下。

創業者のアニータ・ロディック(Anita Roddick)は、自然由来成分で自社製品を作ることや動物実験を行わないことなどを打ち出し、「ザ・ボディショップ」を自然派化粧品の先駆けブランドに育てた。アニータ・ロディックは、フェアトレードや環境問題にも取り組んできたが、惜しくも2007年に亡くなっている。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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