「プラダ」の1〜3月は日本の売上高が約245億円と絶好調 グローバルでも2桁増の増収
(画像=前期比89%増と絶好調の「ミュウ ミュウ」(撮影:セブツー)、『SEVENTIE TWO』より 引用)

「プラダ(PRADA)」や「ミュウ ミュウ(miu miu)」などを展開するイタリアのプラダ・グループ(PRADA GROUP)は4月25日、2024年第1四半期(1月31日~3月31日)の決算を発表した。売上高は11億8700万ユーロ(前年同期比16%増、約2006億円)と2桁増の増収だった。

主力ブランドの「プラダ」の既存店ベースでの売上高は前期比7%となる8億2600万ユーロ(約1395億円)。「ミュウ ミュウ」は前期比89%増となる2億3300万ユーロ(約393億円)と、特に好調を維持した。「チャーチ(Church’s)」は前期比22%増の700万ユーロ(約11億円)だった。プラダ・グループにおける「プラダ」の売上高比率は77%を占める。

地域ごとでは、すべての地域で増収を達成しており、特に日本での既存店ベースでの売上高は前期比で46%増の1億4500万ユーロ(約245億円)と大幅な増収だった。日本を除くアジア太平洋地域は3億9600万ユーロ(前期比16%増、約669億円)、欧州は2億9500万ユーロ(同18%増、約498億円)、米国は1億8100万ユーロ(同5%増、約305億円)、中東は5400万ユーロ(同15%増、約91億円)だった。

プラダ・グループの会長兼業務執行役員のパトリッツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)は、「第1四半期を通じて、当社はより厳しい市場において堅実な業績を達成しました」とコメントしている。

1ユーロ=169円換算(4月28日時点)

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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