署名欄サインの注意点
実際のところ、署名欄へのサインの書き方に明確なルールはない。漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字の大文字・小文字、ブロック体・筆記体などの書体で記入しても、特段問題なくサインとして認められるだろう。
ただし、手間を考えると、あまりに書くのに時間がかかるサインは避けたほうが無難である。
なお、署名欄にサインする際に間違ったからといって、二重線で訂正したり、上から書き直したりしないようにしよう。書き直した跡があるとサインとしては認められないため、万が一書き損じた場合は、クレジットカード会社に連絡し再発行を依頼しよう。
トラブル回避のためにサインは必須!
クレカの署名欄とサインは「そのクレカが確かに自分のものであること」を証明するうえで重要な意味を果たしている。
サインがない状態のままにしておくのは、不正利用のリスクが高まるばかりか「自分が不正利用をしている」という疑いをかけられることにつながりかねない。
トラブルを回避するためにも「クレカが届いたら署名欄にすぐサイン」を習慣化したい。
文・荒井美亜(ファイナンシャル・プランナー)
税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日商簿記検定1級、AFP(日本FP協会認定)、2級FP技能士、会計学修士号(立教大学)、貸金業務取扱主任者(試験合格)。
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