デメリット2:結局2枚くらいしか使わない

クレカの複数持ちのメリットの1つに、ある特定の店舗やECサイトで購入する際にクレカを変えることで、結果としてより多くのポイントを手に入れられることにある。このポイ活の視点で考えれば、確かにクレカの枚数は多いほうがよいかもしれない。

しかし結局のところ、頻繁に訪れるスーパーやよく利用するECサイトは案外限られてくるものだ。そのため、使う頻度が高いクレジットカードは2枚くらいに落ち着くことが多い。

デメリット3:手数料がかさんでしまう

もし年会費がかかるタイプのクレジットカードを保有しているなら、当然手数料のコストがかさむ。

しかし前述のように、結局はよく使うカードは2枚くらいに限られる人が多い。であれば、3枚以上カードを作って無駄に手数料を払い続ける必要はない。

クレジットカードを3枚以上持つな!

では、あなたの財布にはいまクレジットカードが何枚入っているだろうか。

結論を言うと、クレジットカードを「3枚以上」持つ必要はないだろう。3枚以上持ったら、結局、上記で記したデメリットが生じるはめになるからだ。

執念深くポイ活を極めようとしている人や、クレジットカードを財布の中に多く忍ばせていることに愉悦を感じている人でなければ、「複数持ち」の落とし穴にはまることになるだろう。

文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。

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