破損や紛失の緊急時にも対応できる

キャッシュレス化が進むにつれ、クレカを日常的に使っている人が増えてきた。だからこそ、クレカを1枚しか持っていないとカードの破損や紛失のときに非常に困る。

再発行するために1〜2週間程度、クレカがない生活を送らなければならない。非常に不便だ。

支出の管理がしやすくなる

支出の管理のためにクレカの使い分けをしている人も少なくない。例えば、プライベートな支出と家族関係の支出で使うクレカを分ければ、それぞれのクレカのウェブ明細を確認するだけで、自動的に支出目的が区別された状態で管理ができている状態になる。

3〜4枚以上持つことも十分にあり

クレカの複数枚持ちにはこうしたメリットがあるが、では何枚持つのが「適正枚数」なのか。筆者の考えでは、個人個人によって異なるが、財布に空きスペースを確保でき、かつポイ活も頑張りたいのであれば、3〜4枚以上持つことも十分にありだ。

もちろん、複数枚持ちにデメリットがないわけではない。住所変更をする場合には、カードが多い分、手続きが大変になる。また、保有しているカードの中に年会費が発生するクレカが複数ある場合、コスト負担も少なからずある。

しかし、複数枚持ちのメリットを十分に生かせば、それらのデメリットを超える恩恵を受けることができる。この機会に、新たなクレカの保有をぜひ検討してみてはいかがだろうか。

文・岡本一道
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。

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