特徴2:目的別口座を作る

生活費と貯金専用の口座を分けよう。貯金専用の口座は緊急時のためや住宅の頭金のためなどの他は手を付けないと決めることが有効だ。

特徴3:目標金額を決める

「いくら貯めるか」、目標を明確に決めよう。最初から大きな目標をたててしまうと、挫折しやすいので、まずは少しの努力でかなう金額を設定する。

目標を達成し次第、少しステップアップした目標を定める。そして最終目標は家を買う金額にするなど、ゲーム感覚で一つ一つクリアしていこう。

期限がないとダラダラしてしまうのでまずは100万円というように明確な数字を挙げることも肝要だ。

特徴4:支出を見える化する

生活費や固定費など、細かな出費をすべて洗い出す。その中で無駄な出費はどれなのかを把握し、できるだけ無駄をなくしていこう。そのうえで、貯金に回せる金額を決める。お金の管理にはスマホのアプリなどを利用すると分かりやすい。

特徴5:金利の高い銀行をチェックする

低金利時代となって久しいが、ネット銀行の場合は比較的金利が高い傾向だ。また他サービスとの連動で金利がアップするといったキャンペーンも良くあるのでチェックしたい。

特徴6:収入を上げる

実は貯金を増やす一番の近道は今より収入を上げること。収入が増えて使う金額が同じであれば、その分は貯金にまわせる。昨今は副業でかなり稼いでいる人もいるので、まずはスキマ時間でできる副業を考えてみてはいかがだろうか。

また、もう一つおすすめしたいのが資産運用だ。例えば、NISAやiDeCoは国が作った制度で運用益が非課税であるなど、投資初心者でも取り組みやすい仕組みとなっている。

給料の半分を貯金するためにも、まずは目標額を目指そう

給料の半分を貯金できる人は高収入の人ばかりではない。かといってケチケチな生活をしている人だけでもないだろう。ここで挙げた特徴のように、給料の半分を貯金できる人はお金に対する確固とした考えを持っている。給料の半分を貯金にまわすためにも自分の収入・支出を見直し、まずは目標額を目指そう。

文・しらいはるか(AFP・節約アドバイザー)

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