あえて結婚しない「非婚主義」を宣言した従業員に対し、結婚祝い金と同等の手当を支給するという取り組みが韓国で注目されている。韓国LGグループの通信大手であるLGユープラスは今年1月、結婚時と同様の支援金と有給休暇を支給する「非婚支援金制度」を導入。背景には非婚を選ぶ若年層の増加や、従業員の価値観・多様性を尊重したいという企業スタンスがあるようだ。

韓国LGグループで独身手当を導入

LGユープラスはサムスンやSK、ロッテなど韓国の主要財閥グループの中で初めて「独身手当」がもらえる非婚支援金制度を導入 した。非婚宣言に特別な証明書提出や手続きは不要で、会社の掲示板に宣言を登録し申請するだけで済む。宣言した従業員には結婚する時と同じように、基本給満額の独身手当と特別休暇5日が与えられる。対象となるのは勤続期間が5年以上で、満38歳以上の職員だ。

ただし、非婚宣言で独身手当や特別休暇を提供された後に結婚した場合、結婚祝い金と特別休暇はもらえない。また、非婚宣言から2年間は勤続が義務付けられるという。