農家さんの手で大切に育てられた、AKOMEYA TOKYOの店頭を彩るお米。食卓で美味しくいただくお米もあれば、未利用資源として活用されているお米もあります。古米や破砕米に新たな価値を与えて商品を生み出す企業。
環境に配慮し、地域に根ざした持続可能な循環型農業を目指す企業。AKOMEYA TOKYOはサスティナブルな視点から、お米と食の未来のために、これからのお米の可能性を探りました。
- 未利用資源の酒粕・醤油粕を肥料にする、小柳農園のお米づくり

北信州の寒暖差がある中山間地に位置し、雪解け水が麓の田に注ぎ美味しいお米を育む、長野県中野市の小柳農園。AKOMEYA TOKYOでも人気のお米「風さやか」を栽培している小柳農園の園主・新井康寛さんは、将来の子供たちに安心してご飯を食べてもらいたいという思いから、できる限り農薬を減らしてこだわりの有機肥料を使った特別栽培米を作っています。同じ中野市で産業を営む酒蔵「丸世酒造店」から出る酒粕や、「マルヰ醤油」から出る醤油粕を廃棄せず肥料にする取り組みを実施しています。地域の循環から生まれた美味しさを、ぜひ味わってみてください。

お米の旨みとさっぱりした後味が特長の小柳農園のお米
「風さやか」は醤油粕を使用して栽培したもの。しっかりとした粒感で、ほのかな甘い香りと噛むほどに口に広がるやわらかなうまみが特長です。素材の味を楽しむ食事によく合います。
風さやか 白米 2合 ¥648
※2月1日より¥700に価格改定となります。

お好みの精米歩合で楽しめる風さやか玄米2合パック
お好みの精米歩合で食物繊維・ビタミン・ミネラルを補えて、糖の吸収が白米より穏やかな「玄米」タイプ。白米との味わいの違いを、ぜひお試しください。
風さやか 玄米 2合 ¥648
※2月1日より¥700に価格改定となります。
- 酒粕と醤油粕を使用して栽培したもち米・酒米から作られた「本みりん・日本酒」

飲んでも美味しいオリジナルの本みりん
小柳農園で酒粕、醤油粕を肥料として作ったもち米「もちひかり」を100%使用。愛知県の九重味淋(ここのえみりん)で昔ながらの製法により熟成させた本みりん。醸造アルコールではなく、酒粕を蒸留した国産米焼酎など国産原料100%使用。とろりとしたコクがあり、米の香り、甘味が素材の持ち味を引き出します。料理はもちろん、飲むお酒としても。
アコメヤの本みりん ¥1,320

フルーティな純米吟醸酒
創業明治3年、長野県中野市の「丸世酒造店」製造。小柳農園で酒粕、醤油粕を肥料にした酒米「山恵錦」を使用、精米歩合59%の純米吟醸酒。華やかな青りんご系の風味とバナナ系のフルーティーな香り。米の旨味が押し寄せ、後味はスッと切れる味わいです。食前~食中酒向け。普段日本酒を飲まない方も楽しめる味わいです。
勢正宗×AKOMEYA TOKYO 純米吟醸酒 ¥836
- 風さやかの稲藁を使用した「藁灰釉」

藁灰釉(わらばいゆう)は、稲藁を焼いた藁灰を主原料とする釉薬。藁はイネ科の植物でケイ酸が多く含まれているので、藁灰を多く配合して釉薬を仕立てると、ぽってりと白く白濁します。今回、小柳農園の風さやかの稲藁を天然藁灰釉として使用し、岐阜県美濃焼の隆月窯で陶器を作りました。
天然藁灰釉薬(白・緑)左から)各 飯碗¥2,420/片口酒器¥3,300/ぐいのみ¥1,430/湯呑¥1,980
- くず米や廃棄米を新しいテクノロジーで植物由来のプラスチックへとアップサイクル

食用に適さない古米や破砕米など、日本のお米を新しいテクノロジーで植物由来の日常の道具としてアップサイクルした、環境にやさしく気軽に始められる脱プラスチックアイテムです。

食用に適さない「古米」や「破砕米」などの日本のお米を、独自の技術でアップサイクルし作りだした国産バイオマスプラスチック(植物由来の樹脂)「ライスレジン」を32%使用したレンゲと箸。石油系プラスチックのみの製品と比較して、触れた時の感触に温かみがあり、優しいのが特徴です。
お米のレンゲ(からし・群青・深緑・朱紅)各¥660、お米のおはし(白・黒)各¥550

循環型素材のお米のストロー
原料はお米70%とコーンスターチ30%のみで作られた完全植物由来で、食べられる素材なので安心して使用できます。天然着色料のみを使用し、添加物不使用にこだわる方にも環境にも優しい製品です。使用した後は、家畜(ペット)のエサ、植物の肥料、食材としての活用など捨てることなく循環利用できるサスティナブルな製品です。
お米のストロー(白黒・アソート)各¥660