楽天カードの「途上与信」が原因で使えなくなった可能性がある

楽天カードそのものの利用状況に問題がなくとも、他の金融機関で滞納を繰り返しているといった場合には「途上与信」が原因で突如使えなくなるケースもあります。
途上与信は、カード発行後に一定スパンで行われる審査のこと。 契約者の利用状況・利用履歴を確認したり、信用情報機関に照会を行い、カード発行時と同様にスコアリングを行います。

実施頻度は基本的に非公開ですが、3カ月~6カ月に1回程度、加えて「キャッシングの申し込み時」に行われることが多いと言われています。

途上与信に問題がある場合、そのまま強制解約につながる可能性があります。そのため、後述の手順で楽天e-NAVIのエラーコードを確認してください。

強制解約された可能性もある | 楽天e-NAVIに表示されているエラーコードを確認しよう

「途上与信」が原因で使えなくなった可能性がある場合、「楽天e-NAVI」にログインできるか試しましょう。

楽天カードが使えなくなったときの主な原因と対策!カード2枚持ちや途上与信に注意
(画像=楽天e-NAVIは楽天カード会員のためのオンラインサービス。ログインすると利用明細の確認や、支払い方法の変更などが可能です、『オトナライフ』より引用)

楽天カードが突如使えなくなり、なおかつ楽天e-NAVIにも入れないという場合は「楽天カードを強制解約された」可能性が高いです。

この場合、楽天e-NAVI上にエラーメッセージが表示されます。エラーコードによって、自分が「楽天カードを使えなくなった原因」をある程度特定できます。

「エラーコード:1」は利用停止状態

楽天e-NAVI上で「エラーコード:1」と表示されている場合、カードが利用停止されています。強制解約の前段階であり、利用者は以下のいずれかに当てはまっている可能性があります。

・支払いを滞納している
・キャッシング額が著しく多い
・他社でのカードローン、キャッシングの審査に落ちている
・他社で支払いを滞納している
・他者の連帯保証人になっている
・その他楽天社内の独自スコアリング基準を満たしていない

「エラーコード:2」は強制解約状態

「エラーコード:2」は強制解約状態です。他社も含む金融機関で支払いの滞納などが発生しており、信用情報機関に紹介が行われたタイミングで、楽天のスコアリング基準を満たさないと判定され、強制解約となったと考えられます。

この場合、楽天カード会員に再度なることは事実上難しいです。仮に再度申し込みをしたとしても、楽天のデータベースに強制解約の履歴が残るため、楽天社内のスコアリング基準を満たすことができないと考えられるためです。

楽天カードを何年も使っていなかった場合も「実質的な解約状態」となる

楽天カードを何年も使っていなかった場合も、実質的な解約状態となるケースがあります。楽天の規約に違反をしたわけではないものの「カードの利用意思がない」と見なされ、有効期限が切れたタイミングで新たなカードが送付されなくなります。

よって手元のカードの有効期限が切れており、新しいカードもないため「使えない」状態となります。この場合はカスタマーサポートに連絡し、楽天カードの利用を再開したい旨を伝え、指示に沿って手続きを行いましょう。

まとめ

楽天カードが突然使えなくなった場合、まずは有効期限や利用限度額を確認しましょう。とくに利用限度額は、楽天カードの支払いサイクルや「2枚持ちの際の限度額」を理解していない場合、うっかり超えてしまうことがあるため要注意。

突然使えなくなる原因に心当たりがない場合、他社の支払いを滞納していないかも要チェック。途上与信にて問題があると判定され、楽天のスコアリング基準に満たず、強制解約となった可能性があります。

※サムネイル画像は(Image:​「楽天」公式サイトより引用)

文・藤原博文(フリーライター)/提供元・オトナライフ

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