【労働者側】ギグワーカーとしての働き方やメリット・デメリット

単発・短時間の仕事であるギグワークに、副業として取り組む人が多いです。ギグワーカーにはどんなメリット・デメリット、働き方があるのかを紹介します。

ギグワーカーとして働くメリット

ギグワーカーとして働く主なメリットは、次の通りです。


  • 自由度が高い

  • ストレスを感じづらい

  • 収入を調整しやすい

  • 得意なことを活かせる

単発の仕事をするギグワーカーは、場所や組織に縛られません。毎日同じ会社に出勤したり、チームの人間関係に煩わされたりといったストレスは感じづらいです。働く日時を自分で決められるので、仕事とプライベートの両立もしやすいでしょう。

ギグワーカーは1日単位というよりは、数時間単位で働くため、スキマ時間を有効活用するのにも向いています。その時々のスケジュールに応じて仕事を入れられるため、収入も調整しやすいです。

仕事の内容も自分で選べるため、やっていて楽しい仕事、自分のスキルを活かせる仕事だけを選んで働くこともできます。

ギグワーカーとして働くデメリット

ギグワーカーとして働く主なデメリットは、次の通りです。


  • 収入が不安定になりやすい

  • 社会的な保障が弱い

ギグワークは単発の仕事なので、働こうと思ったら、その都度仕事を探さなければなりません。仕事が見つからない、応募したが採用されないことが続くときもあるでしょう。ギグワーカーの収入は不安定になりやすく、それだけで生計を立てるには不安が残ります。

雇用されるわけではないため、有給休暇や社会保険なども対象外です。社会的な保障が弱いのはフリーランスも同じですが、単発前提のギグワーカーは、より不安定といえます。

働き方1.ギグワーカー1本で働く

ギグワーカー1本で、単発・短時間の仕事だけで働く方法です。働きたいときだけ働く、自分のスケジュールを最優先にして仕事を選ぶという生き方は自由度が高いです。

ただ、毎回仕事が見つかるとは限りません。会社員やアルバイトのように、仕事を続けることで昇給することもなく、不安の多い働き方でもあります。

働き方2.働きながらスキマ時間にギグワークを

会社に勤めながら、スキマ時間にギグワークをする働き方です。たとえば休日は8時間、平日は出勤前後のスキマ時間を使って、副業としてギグワークに取り組みます。会社員としての保障を受けながら、スキマ時間を使って収入を増やしていけるでしょう。

働き方3.フリーランスの収入調整に

フリーランスの収入調整として、ギグワークに取り組む人もいます。「取引先から依頼された仕事はすべて終わったが、まだ時間が余っている」「だけど、これ以上取引先を増やすとキャパシティをオーバーしてしまいそうだ」というときは、フリーランスとしてのスキルを活かせる単発の仕事を探してみましょう。