》時計ライフがより楽しくなる!編集部おすすめの時計ベルトを厳選

 ベルトやブレスレットは、ヘッドと手首をつないでくれる重要なパーツ。さらに時計全体のなかでも文字盤以上の面積をもつ部分だけに、“装飾品”としても大きな役割を果たす。
 事実、手持ちの時計に新たな時計ベルトを付け換えることで、印象は大きく変化する。

 ここではそんな時計ベルトにスポットを当てていく。紹介する4ブランドは、編集部が太鼓判を押すイチオシの銘柄。きっと手持ちの時計の新たな魅力を引き出してくれるだろう。

》質の高い素材・技術と味わいあるデザインが魅力

【編集部イチオシ!】時計の魅力をさらに引き出す“時計ベルト”教えます!−Vol.2 モレラート
(画像=手仕上げで製造されるマニファッティコレクション,『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 イタリアの優れた伝統工芸技術を用いて時計ベルトを製造する“モレラート”は、ヨーロッパでトップシェアを誇るイタリアの名門ベルトメーカー。今冬登場する3モデルはすべて、“マニファッティ”というコレクションで展開。剣先からベルトサイドの仕上げ、ステッチの種類まで細部にこだわった、モレラートの主力コレクションだ。

 そもそもマニファッティとはイタリア語でマニュファクチュール(=自社で一貫製造)という意。裏材には、こちらもイタリア語で“FATTO A MANO(=手作り)”という刻印が施されている(刻印は一部のモデルのみ)。
 イタリアの伝統あるタンナーが調達した高品質な皮革を、職人が一本一本手作業で仕上げしている。

 さらにステッチや裏材などもベルト全体の雰囲気に合わせて、色んな素材を用いている。細部まで丁寧に作り込まれた、モレラートの最高の品なのである

 新作は、マニファッティコレクションの既存ラインである“ティエポロ”に新色のボルドーが追加されたほか、“ボッカッチョ”と“スクエア”は完全新作として登場。いずれもヴィンテージスタイルを強く取り入れており派手なカラー展開はなく、様々なシーンで着けられること間違いなし。価格も5000円台からとお手頃で、複数本買いをして気分に合わせて付け換えても楽しめる。

 お手持ちの時計ベルトのラインナップに加えてみてはいかがだろうか。

》ヴィンテージ加工による色ムラが洗練された印象を与える
ティエポロ

【編集部イチオシ!】時計の魅力をさらに引き出す“時計ベルト”教えます!−Vol.2 モレラート
(画像=■Ref.X5534 D40。牛革(型押し)。ベルトの取り付け幅は18、20、22、24mmの4サイズ(24mmはブラック、ダークブラウンのみ)。カラーはブラック、ダークブラウン、ゴールドブラウン、ダークブルー、ボルドーの5色。各7700円,『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 染料や顔料などを何層にも塗り重ねるパティーヌのような仕上げが施された、マニファッティの人気アイテム。新色としてボルドーが追加された。

》シンプルなデザインだからこそ際立つ質の高さ
ボッカッチョ

【編集部イチオシ!】時計の魅力をさらに引き出す“時計ベルト”教えます!−Vol.2 モレラート
(画像=■Ref.X5674 D75。牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ。カラーはブラック、ブラウン、タンの3色。各6600円,『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 厚みを抑え、しなやかなレザーに仕上げた触り心地の良い1本。無駄な装飾が一切ない、シンプルなデザインのため重厚な質感がより際立っている。なおティエポロと同様、ケース側と尾錠側のかがり縫い、ステッチ外にネンが設けられている。

》剣先やコバの仕上げなど遊び心あふれるデザインが特徴
スクエア

【編集部イチオシ!】時計の魅力をさらに引き出す“時計ベルト”教えます!−Vol.2 モレラート
(画像=■Ref.X5672 D73。牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ。カラーはブラック、ブラウン、マスタード、グレー、グリーンの5色。各5500円,『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 剣先にはロケット型などが一般的に採用されるが、こちらはスクエア型という珍しいタイプ。レザーには温かみのあるヌバック風の加工を採用し、ケース側と尾錠側にはやや厚みのあるパッドを入れて強度を確保。さらにコバは各ベルトの色に合わせ、落ち着いたダークな色合いをチョイスしている。

文◎松本由紀(編集部)/写真◎笠井修

【問い合わせ先】
シンシアー
TEL.042-438-4011

提供元・Watch LIFE NEWS

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