アイクポッドは1994年にオリバー・アイク氏とマーク・ニューソン氏によって設立された時計ブランドで、マーク氏が後にApple Watchのデザイナーとなったことからも察せられるように、未来的デザインのタイムピースを得意としている。そのアイクポッドがGMTクロノグラフ“スカイポッド”のリリースをアナウンスした。

【ETAムーヴをリフィニッシュ】“SWISS MADE”のアイクポッドが帰ってくる!
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

■(左)Ref.IPSK01RPLB。(右)Ref.IPSK02RPLB。TI(46mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.8103LJP)。各色限定25本。各148万5000円(12月発売予定)

今回のスカイポッドには、同社に長年ストックされていたムーヴメントを、2008年から12年までアイクポッドに在籍していたローランド・グロワ氏がリフィニッシュしたといういわくがある。このCal.8103LJPは、ETA 7750にラ・ジュー・ペレのGMT機構を載せたもので、自動巻きクロノグラフ+GMTの多機能モデルである。

【ETAムーヴをリフィニッシュ】“SWISS MADE”のアイクポッドが帰ってくる!
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

文字盤のデザインを担当したスウェーデンのデザインユニット“クラーソン・コイヴィスト・ルーネ”

【ETAムーヴをリフィニッシュ】“SWISS MADE”のアイクポッドが帰ってくる!
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

Cal.8130LJPのリフィニッシュを担当したローランド・グロワ氏

ケースにはチタンが採用されており、サイズはかつてマーク・ニューソン氏がデザインした47mmから46mmと若干サイズダウンされている。全体に丸みを帯びたフォルムで、特にラウンドのケースバックやラグのないデザインが装着感をアップさせている。ダイアルのデザインはスウェーデンのデザインユニット“Claesson Koivisto Rune(クラーソン・コイヴィスト ・ルーネ)”が担当。非常に情報量の多いダイアルだが、星空をモチーフにしたデザインを取り入れることで、デザイン的な美しさと視認性の良さを両立している。落ち着いたトーンの盤面にドットと差し色のオレンジが効いており、北欧らしい落ち着いたテイストも感じさせる。ラバーストラップは“ニューピンバックル”と名付けられ、マーク・ニューソン時代のプロダクトを思わせるモダンさを備えている。

ダイアルのカラーリングはブラックとブルーの2色展開。各色世界限定25本となっており、シリアルナンバーも刻印されている。ブランドを象徴するアイコニックなモデルと言えそうだ。

【問い合わせ先】大沢商会TEL.03-3527-2682

提供元・Watch LIFE NEWS

【関連記事】
【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?