目次
コンバージョンレート(CVR)の目安は?
コンバージョンレート(CVR)の重要性
・売上に直結する
・CVRを基に改善点を洗い出せる
コンバージョンレート(CVR)の目安は?
結論として、コンバージョンレート(CVR)の目安は存在しません。なぜなら、業種・業態によってCVRは変わってきますし、そのときの市況感やトレンドによってもCVRは変わってくるためです。
CVRを改善する際に目標のCVRを設定したい場合は、売上から逆算するのがおすすめです。たとえば、Webサイトから月間1,000万円の売上を出したい場合で、個客単価が100万円だとします。この場合、月間で10件のCVRを取れれば良い計算です。
現状のアクセス数とCVRを分析し、上記の月間10件を取れるCVRでない場合は、月間で10件を取れるCVRを逆算して導き出しましょう。
コンバージョンレート(CVR)の重要性
ここまで、コンバージョンレート(CVR)の概要を解説してきました。ここからは、CVRの重要性を2つ解説します。
● 売上に直結する
● CVRを基に改善点を洗い出せる
それぞれ順番に見ていきましょう。
売上に直結する
本記事でも説明しているとおり、CVRは売上に直結します。極端な話、月間で100万PVを獲得していても、CVRが0%の場合の売上は0円です。しかし、月間で100PVしかなくても、CVRが1%あれば、月間で1件の問い合わせを獲得できることになります。
CVRを改善するだけで売上は伸びていくので、売上を伸ばしたい場合は、CVRの改善を進めることでいい結果に繋がる可能性が高まります。
CVRを基に改善点を洗い出せる
CVRを重要視することで、他の改善点を洗い出すこともできます。たとえば、CVにつながる2つのページが存在する場合、AのページよりもBのページのほうが、CVRが高いとします。この場合、AのページにはCVを阻害する何らかの原因があることが分かります。
たとえば、Bのページよりもデザインが悪かったり、顧客に必要な情報が足りていなかったりするかもしれません。このように、CVRを基にすることで他の改善点を洗い出せるため、常にCVRをKPIの1つとして設定しておくようにしましょう。