見積書を作る4つの方法

見積書を作る方法は大きく4つに分けられます。市販ソフトは作成も管理もしやすく便利ですが、利用料がかかります。テンプレートがあるならExcelやWordで作成・管理するのもいいでしょう。

市販用紙を使って手書き

文具店や100円ショップなどで購入できる「見積書用紙」を使って手書きする方法です。手書きは手間がかかり、書き間違いのリスクもありますが、「1枚だけ見積書を作りたい」「テンプレートや作成ソフトがまだ決まっていない」というときに便利でしょう。

Excel

セル単位で操作ができるExcelは、見積書のような項目がいくつもある書類を作るときに便利です。関数を使い、小計や消費税額、合計金額を自動計算できるようにするのもいいでしょう。

Word

Excelを使い慣れていない人なら、Wordの方が見積書を作りやすいかもしれません。テキストのサイズや右寄せ・左寄せ、表などを使って見やすいテンプレートを作りましょう。

Webサービス・市販ソフトを使って作成

市販ソフトを使えば、自社でテンプレートを作る必要はありません。特にWebから請求書を作成・保管できるクラウドサービス(SaaS)が便利で、端末とインターネット環境さえあれば、場所も時間も問わずに見積書の作成や確認ができます。

デジタルの印影をつけられるもの、印刷せずにそのまま郵送できるものなど、便利なサービスも多いです。

見積書の枚数やアカウント数は限られますが、無料で利用できるものもあります。

見積書の作成~送付の流れと注意点

見積書を作成してから送付するまでの流れと、各工程での注意点を紹介します。

見積もりの概算

見積書を作る前に、見積もりの概算を出しましょう。ここでは商品やサービスごとの単価、合計金額を算出します。

見積もり内容の確認

見積もりの概算を出したら、取引先に確認してもらいます。ここで金額が確定するとは限らず、相見積もりの結果、価格が変わることもあります。

見積もり金額の確定と見積書の作成

見積もりの概算を取引先に確認してもらい、合意が取れたら、見積もり金額を確定させます。金額だけでなく、送付先や担当者を確認し、抜け漏れや間違いのないように見積書を作成しましょう。

見積書の送付

見積書を作成したら、取引先に送付します。送付方法は郵送なのかメールやメッセンジャーなのか、宛先は間違っていないかなどをよく確認しましょう。