Macの操作はトラックパッドでも行えますが、Magic MouseのようなBluetoothで起動するマウスでMacを操作する方がはるかに快適です。しかしBluetoothに接続してマウスを動かしても、カーソルが動かない場合があります。
Macでマウスのカーソルが動かないときの対処法を紹介します。
【Mac】マウスのカーソルが動かない原因
MacでもWindowsでも、パソコンの操作にマウスの使用は欠かせません。
Windowsの場合、USBポートにケーブルを差し込んで有線のマウスを使用できます。またUSBポートにワイヤレスマウスのレシーバーを差し込み、無線でマウスを使用することも可能です。
しかしMacの場合は、MacとマウスをBluetoothで接続し、マウスを操作します。そのためMacで使用するマウスは、Bluetooth対応のものでなければなりません。
マウスをパソコンに接続する方法は異なりますが、マウスそのものの操作方法は同じです。マウスがパソコンに接続されるとカーソルがデスクトップ上に現れるので、カーソルを動かしてパソコンに指示を与えます。
しかしマウスがBluetoothで接続されMacに認識されても、デスクトップ画面上のカーソルが動かない場合があります。この記事では、Macでマウスのカーソルが動かない場合の原因とその対処法を紹介します。
対処法は原因が特定できなければ、適切なものを選択して問題を修正することはできません。まず、Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる6つの原因を紹介するので、どの原因に該当するかチェックしてみてください。
【原因①】電池や充電切れ
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる最初の原因は、マウスの電池や充電切れです。Appleの純正マウスであるMagic Mouse 2は充電タイプのマウスですが、一度満充電すると3カ月以上は使用可能だと言われています。
Magic Mouseは2本の単三電池を使用しますが、電池の消耗が早く1カ月半ほどで新しい電池に交換しなければならなくなる場合があります。Macでマウスのカーソルが動かない場合はまず、電池切れを疑ってみましょう。
【原因②】マウスの接触不良
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる2つ目の原因は、マウスの接触不良です。
マウスは毎日使用する周辺機器なので汚れやすく、特にマウスの底やトラックパッドの表面、また電池の接触部分が汚れるとマウスの指示がパソコンに届かなくなります。
接触不良は気づきにくい問題ですが、修正されないとマウスは使用できません。
【原因③】設定やBluetooth接続エラーが原因でデバイスが正しく認識されていない
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる3つ目の原因は、Macの設定やBluetooth接続のエラーが発生し、マウスが正しく認識されていないことです。マウスが正しく認識されないことは、Windowsの有線マウスでも起こる問題です。
特にMacのマウスはBluetoothという無線で接続して使用する周辺機器なので、マウスとMacがペアリングされていないと、たとえマウスの電源が入っていても使用できなくなります。
【原因④】Mac端末のフリーズ
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる4つ目の原因は、Mac端末のフリーズです。Mac端末でフリーズが起きる原因は以下の4つです。
●Macのメモリが不足している
●Macにインストールしているアプリに不具合が起きている
●macOSに不具合が起きている
●メモリやハードディスクが物理的に故障している
上記の4つの原因の中の「macOSに不具合が起きている」に関しては、macOSを最新のバージョンにアップデートすると、macOSに不具合が生じMacがフリーズすることが過去にありました。
最新macOSへのバージョンアップが原因なら、Apple社が問題を修正するためのアップデートを提供するはずなので、アップデートがあるかどうかを確認しましょう。
【原因⑤】デバイスの設定情報にエラーが発生
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる5つ目の原因は、デバイスの設定情報にエラーが発生していることです。デバイスの設定情報が正しく認識され保存されていないと、マウスのカーソルが動かなくなります。
【原因⑥】マウスの故障
Macでマウスのカーソルが動かない場合に考えられる6つ目の原因は、マウスそのものが故障していることです。マウスを落としたり、水没させたりしたことがあるなら、マウスの故障を疑う必要があります。
マウス自体が故障していれば、Macはマウスを認識できないためカーソルがデスクトップ画面に表示されたとしても動かすことは不可能です。また格安のBluetooth対応マウスの中には、故障しやすいものもあるので注意しましょう。
