「先付け」はまた別物

居酒屋で出てくる「お通し」と「突き出し」その違いはいったい何?
(画像=『FUNDO』より引用)

似たような料理に、「先付け」があります。
これはまた、「お通し」とも「突き出し」とも違うルールで出てくる一品となります。

懐石料理に出てくる先付け

「先付け」は、本料理の前に「お酒の肴」として出す簡単な料理のことです。

懐石料理などの日本料理において、コースの最初に出す料理のことを「先付け」と表現することが多いです。
「通し肴」や「小付け」とも呼ばれるものとなります。

「お通し」や「突き出し」は、席に着いた客もしくは注文をした客に対して出される最初の料理です。
それに対し「先付け」は、コース料理として考え出された最初の料理となります。

「お通し」や「突き出し」の場合、その後食べるものとバランスが悪い、味の趣向が異なるものとなる場合もあり得ます。
しかし、「先付け」の場合、その後に出てくる料理との組み合わせを考えて作られた料理となります。

由来は「向付け」より先に出てくるから

「先付け」という名前は、「向付け」から来たとされています。
「向付け」とは、懐石料理などの品目のひとつとなる、なますや刺身の事です。
膳の手前に置かれるご飯や汁物の向こう側に付ける(置かれる)ところから「向付け」と呼ばれています。

この「向付け」より先に供される料理という意味で「先付け」と呼ばれるようになったとされています。

まとめ

居酒屋や料亭などで出てくる「お通し」や「突き出し」。
関東では「お通し」、関西では「突き出し」と呼び分けられていることが多いです。

「お通し」は注文を通したという意味が、「突き出し」は最初の料理の意味とも、席に着いたらまず出される料理の意味ともされています。

また、同じく最初に出てくる料理に「先付け」もあります。
「先付け」は懐石料理に由来するもので、コース料理の最初の一品の事を指します。

提供元・FUNDO

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