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上から眺めるチャンチャン遺跡
コロナ時代だからこそ!チャンチャン遺跡博物館をバーチャルで楽しもう!

上から眺めるチャンチャン遺跡

世界遺産チャンチャン遺跡の全容を知る、チャンチャン遺跡附属博物館
(画像=『たびこふれ』より 引用)

さて、チャンチャン遺跡博物館のメインルームへ進みましょう。この展示室には、チャンチャン遺跡の巨大模型が展示されており、上から眺めることができます。遺跡を見学してもその全容を理解するのは容易ではありませんが、この模型をみれば古代アンデス文明最大とされるその大きさを実感できるのではないでしょうか。

世界遺産チャンチャン遺跡の全容を知る、チャンチャン遺跡附属博物館
(画像=『たびこふれ』より 引用)

シウダデーラ内の日常を描いた想像図。長年の降雨で崩壊が進み、現在は2~3mほどしか残っていませんが、かつてあのチャンチャン遺跡の壁はこんなに高かったんですね。

世界遺産チャンチャン遺跡の全容を知る、チャンチャン遺跡附属博物館
(画像=『たびこふれ』より 引用)

2018年10月にチャンチャン遺跡で発見された20体のイドロのレプリカです(そのうち1体は白アリの被害がひどく、原型をほとんど留めていませんでした)。木製のイドロがその600年近くも残っていたなんて、さすが砂漠の都市です。

世界遺産チャンチャン遺跡の全容を知る、チャンチャン遺跡附属博物館
(画像=『たびこふれ』より 引用)

博物館の中庭には、チムー文化についてまとめたパネルが展示されています。

世界遺産チャンチャン遺跡の全容を知る、チャンチャン遺跡附属博物館
(画像=『たびこふれ』より 引用)

こちらのパネルにはチャンチャン遺跡にある10のシウダデーラの配置図と、一般公開されているニカンの全体図が描かれています。壁の基礎には石が使われており、その上に泥をこねて作ったアドベを重ねているそう。ところどころに木製の柱も配されています。解説はスペイン語だけですが、挿絵が多いのでイメージしやすいと思います。

コロナ時代だからこそ!チャンチャン遺跡博物館をバーチャルで楽しもう!

「いつかチャンチャン遺跡や博物館に行きたいけれど、いつになったら行けるかな・・・」と思っている方必見!ペルー文化省がチャンチャン遺跡バーチャル博物館を公開しています。下記のリンクにアクセスし、左上にある四角い箱が描かれた丸い黄土色のマークをクリック。(最初にいきなりスペイン語の解説が始まるのでご注意ください)チャンチャン遺跡の巨大模型が展示されている部屋では、チムー王国に関するビデオを見ることができます。解説はスペイン語ですが英語字幕もついているので、ぜひご覧くださいね。

Museo de Sitio de Chan Chan/チャンチャン遺跡附属博物館

  • 行き方:トルヒーヨ市内からツアーに参加、もしくはワンチャコ方面行きのローカルバスを利用
  • 入場料:10ソレス

※チャンチャン遺跡附属博物館の入場券は、「チャンチャン遺跡」「エメラルドのワカ」「ドラゴンのワカ(虹のワカ)」と共通になっています。

文・写真・原田慶子/提供元・たびこふれ

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