バルト三国エストニア・ラトビア・リトアニアの中央部に位置する国ラトビアの首都リガは、13世紀初頭にローマ教皇の命を受けた宣教師と十字軍によって、カトリック布教の拠点として築かれ、その後ドイツから移住してきた商人によって発展し、13世紀後半にはハンザ同盟に加盟した商業都市です。ヨーロッパの中で、観光地としてはまだまだ馴染みは薄いですが、その魅力は語りつくせないほどのものがあるんです!
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バルト海の真珠・バルトのパリ...?!本当?
世界遺産の旧市街をぶらり
バルト海の真珠・バルトのパリ...?!本当?
当時の街並みが残る旧市街の美しさは「バルト海の真珠」「バルトのパリ」などとややハードルの高い形容もされるリガですが、実際に訪れるとその例えも頷けます。本物のパリもびっくりです。1997年には世界遺産に登録されており、中世ドイツの商業都市の特徴が多くみられ、ロマネスクやゴシック、バロックなど、様々な建築様式が混在するのも特徴の一つで、これはどんな建築様式かな?とクイズをしながら街歩きをするのもとても楽しいんです。
世界遺産の旧市街をぶらり
まずは、中世において全バルト地域で最古であり最大の聖礼教会の一つだった「大聖堂」。この大聖堂はロマネスク、初期ゴシック、バロック、アールヌーボーの特徴を併せ持つ、珍しくそして美しい教会です。



また、旧市街の中心部に立つ「聖ペテロ教会」は、高さ72メートルの地点に展望台が設けられており、美しいリガの街並みを一望できる絶対に訪れて頂きたい絶景スポットです。

リガのシンボルは「ブラックヘッドハウス」未婚の貿易商人の集会場として使われており、主にパーティやコンサートが開かれていました。1999年に再建された建物ですが、個性的な外観と彫金細工が素晴らしく、当時の姿をほぼ完璧に再現しています。

荘厳な建築物以外にも、ふとした脇道がかわいいのも素敵。
様々な建築様式の大聖堂や教会ももちろん素晴らしいのですが、街の所々に溢れるかわいらしさもまた魅力。旧市街はパステルカラーの街並みがとてもキュートで、さりげなく入った細い道や裏路地にも可愛らしいお店やカフェがあったりと、女の子心をくすぐります。ついつい立ち止まって写真をとってしまいますよ。

