全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する125ホテルの8月の平均客室利用率は70.6%となり、前年同月から14.9ポイント増と大幅に改善した(速報値)。5カ月連続の7割台。コロナ禍で初めて行動制限のない夏休みとなり、全国的に好調だった。速報値は概して低い傾向にあるため、最終的にはさらに上昇する可能性が高い。

 全国10地域のうち6地域が70%超えで、最も高い北海道は82.6%に達した。北陸が79.9%、近畿が74.8%と、大幅な回復が見られた2地域が後に続いた。一方、四国は唯一マイナスで利用率の低さも目立った。

 2大都市圏を見ると、東京都の66.6%に対し、大阪府は73.6%。29.5ポイントの大幅改善で、好調ぶりが目立った。

提供元・トラベルジャーナル

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