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アーセナルのミケル・アルテタ監督が、中盤強化失敗に終わったことを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
今夏に獲得したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスなど新戦力の活躍もあり、プレミアリーグ唯一の5連勝を達成しているアーセナル。だが、移籍市場閉幕間際にガーナ代表MFトーマス・パーテイとエジプト代表MFモハメド・エルネニーが負傷したことを受けて、アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイス獲得を目指していた。
アーセナルはブラジル代表MF獲得に向けて移籍金2500万ポンド(約40億3000万円)のオファーを出したとみられているが、アストン・ビラは首を縦に振らず。3度のオファーが実らず、中盤補強失敗に終わったアルテタ監督が今夏の移籍市場を振り返った。
「我々が獲得した選手の数に比べて、退団した選手の数を見ればわかるようにチームにはまだやるべきことが多かった。クラブは驚異的な仕事をし、我々が望む選手やプロフィールを獲得するために全てのテーブルに座ってきた。かなり早い段階でビジネスを展開したが、残念なことに72時間の間にトーマスが前回と同じところを負傷し、さらにはモーも長期離脱してしまった」
「その後、我々は移籍市場で対応しなければならなかったし、努力もした。だが、最終的にチームとクラブにとって適切と思える選手を連れてこなければならず、それを実現することはできなかった」