バイク用として最高の装備
既にキトラパック35Lを背負ってあちこちにロケに行ったりしていますが、やっぱり最高と感じさせるポイントがあります。
ウエストストラップに大きめの収納がついていること。モンベルの他バッグにもウエストストラップに収納がついている製品もありますが、容量は様々です。

キトラパック35Lの収納に関しては小銭入れや携帯電話を入れても余裕があります。左右両方についているので、筆者の場合は左側に携帯電話と小銭入れ、右側にはクレジットカードを入れています。
取材ではETC付きのバイクとは限らないので、取り出しやすいウエストポケットにクレジットカードを入れておくことでスムーズに支払いができます。
また地方の有料道路などではETCやクレジットカードが使えないこともあります。スイカなどの交通系ICに対応していることがあるので、モバイルスイカか現金で支払うために携帯と小銭入れもウエストポケットに収納しています。

ショルダーストラップの収納も見た目に反して大容量です。入れたことがありませんが、600mlのペットボトルまで入れることができるのだとか。ゴムでボトルを抑えるボトルストッパーもついているので、簡単には落下することはなさそうです。

ライダーの熱中症対策としても便利なのが、ハイドレーションを装着する機能です。別売りのトレールウォーターパックを装着すれば信号待ちなど短時間で水分補給が可能です。

左右に設けられたワンドポケットにはペットボトルや三脚を入れておくことが可能で、走行中に落下しないようにコンプレッションベルトで固定も可能です。
ショルダーストラップにはフィット感を調整するスタビライダーテープが付属されていますが、荷室のトップ部分と肩の位置を合わせることができます。

荷室が肩より上になってしまうと、ヘルメットを被ったときに後頭部がリュックに当たってしまいポジションが自由にならないことがあるので、調整しておきたいところです。
改造したポイント
バッグ前面にフロントポケットが用意されていますが、ファスナーなどがついているわけではないので、走行中の落下が心配になってしまいます。

アクアバリアサックには取り外し可能な内ポケットがついてはいるのですが、バッグ上部のほうについているので、物を入れると下に入れて荷物が見えにくくなるデメリットがあります。
メインの荷室はバッグ下部からもアクセス可能で、上下二つの荷室に分けることができますが、財布や小物入れなどを分けて入れておくような場所がありません。
そこでフロントポケット内にカラビナを二つ追加しました。

一つにはモンベルのポーチをつなぎ、財布や小銭入れなどを入れておくことができます。もう一つはGoProのネックマウントを付けています。
GoPro自体はコンパクトなのですが、ネックマウントと外部マイクがついているので嵩張ります。

ネックマウントをフロントポケット内に設置することでバッグ内が広く使えるようになりました。
バイクやヘルメットによっては容量をアップさせるトップリッドSを追加するのもおすすめ。ウエストバッグとしても使うことができます。