デラトーレ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・モンテディオ山形所属のブラジル人FWデラトーレ(30)が、J1昇格にむけての意気込みを語った。21日、ブラジルメディア『Futebol na Veia』が同選手のコメントを伝えている。

 デラトーレは今年3月15日、ブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセからモンテディオ山形へ完全移籍。4月10日のJ2リーグ第9節・ブラウブリッツ秋田戦でデビューし2得点をあげると、5月下旬以降はレギュラーに定着していた。

 その中、同選手は6月18日に第22節・ヴァンフォーレ甲府戦で負傷退場。およそ1カ月後に復帰すると6試合つづけて途中出場するとともに、今月6日の第30節・レノファ山口戦から3試合つづけてゴールを決めている。

 そんなデラトーレは母国メディアのインタビューに対応。モンテディオ山形の戦いぶりを聞かれると「僕たちは好調を維持している。ここ6試合で4勝しているからね。この調子で残り10試合を戦えば、少なくともプレーオフ進出は可能だよ」

 「僕たちの最初の目的は、プレーオフ進出だ。その後に新たな戦いが待ち受けているし、もちろん僕たちはJ1昇格を目指して戦うための条件をすべて兼ね備えているんだ」と語るなど、手応えを覗かせている。

 モンテディオ山形は20日の第32節・FC琉球戦を2-2で終了。J1自動昇格圏内の2位アルビレックス新潟に16ポイント差をつけられているが、J1参入プレーオフ圏内の6位ロアッソ熊本とはわずか2ポイント差である。