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ブラジル1部ボタフォゴFRは15日、明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島からブラジル人FWジュニオール・サントス(27)をレンタル移籍により獲得したと公式発表している。
ジュニオール・サントスはブラジル1部フォルタレーザECや柏レイソル、横浜F・マリノスなどをへて、昨年1月にサンフレッチェ広島へ完全移籍。昨季はリーグ戦で7ゴールをマークしたが、シーズン後半戦にレギュラーからベンチ要員に降格したこともあり、19試合の先発出場にとどまっていた。
そして今季はここまでリーグ戦24試合中13試合に先発出場。ミヒャエル・スキッベ監督のもとでもコンスタントにスタメン起用されていたが、今月3日のYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝の1stレグ・横浜F・マリノス戦以降は全試合でメンバー外となっていた。
そんなジュニオール・サントスの去就についてはブラジルメディア『ランセ』が今月12日、同選手のボタフォゴFRへのレンタル移籍がほぼ確実と報道。
「交渉は長引くことなく、すぐにまとまった。ジュニオール・サントスは今年末までのレンタル移籍となるが、来年6月までのレンタル期間延長が可能である。レンタル期間終了時には、ボタフォゴFRが希望すれば買い取りオプションも行使できる」と契約内容を伝えていた。
さらにブラジル国内の一部メディアが、買い取りオプションの設定額が400万ドル(約5億3000万円)だと報じると、選手本人は15日に現地入り。ブラジル国内の移籍市場最終日にメディカルチェックを済ませて、ボタフォゴFRとサインを交わした。
なおブラジルメディア『Diario do Nordeste』の報道によると、柏レイソルはジュニオール・サントス獲得の際、フォルタレーザECが同選手の保有権25%を持つことで合意。その柏レイソルはサンフレッチェ広島に同選手を放出するにあたり、フォルタレーザECに30万ドル(当時約3300万円)を支払っている。
そのためサンフレッチェ広島はジュニオール・サントスを獲得した際、柏レイソルに対して120万ドル(当時約1億3000万円)を支払ったとみられている。
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