C大阪ダンバンラムが今夏退団へ。母国復帰で合意と現地報道
(画像=ダン・バン・ラム 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するベトナム代表GKダン・バン・ラム(28)は、今夏の移籍ウィンドウでの母国復帰がほぼ確実となっているようだ。12日、ベトナムメディア『The Thao247』が伝えている。

 ダン・バン・ラムは昨年1月、タイ1部のムアントン・ユナイテッドを契約解除により退団してセレッソ大阪へ移籍。Jリーグ挑戦1年目の昨季は、韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)やバックアッパーのGK松井謙弥(36)の前に公式戦2試合の出場にとどまったほか、昨年9月には左肩関節を脱臼。今季もここまで公式戦での出番がなかった。

 そんなダン・バン・ラムの去就についてはベトナムメディア『Zing News』が今年4月、大宮アルディージャからレンタル移籍による獲得オファーが届いたものの、セレッソ大阪残留を決断したと報道。またポルトガル1部SCブラガからの関心も伝えられるなど、セレッソ大阪退団の可能性が取りざたされていた。

 さらに同選手の代理人は、先月にセレッソ大阪のクラブ施設を訪問。ベトナムメディア『tech』は「セレッソ大阪と代理人による今回の会談では、間違いなくダン・バン・ラムの将来について議論を交わしている」

 「ベトナム代表監督のパク・ハンソは以前、代表チームでのレギュラーを確実にしたいならば、セレッソ大阪で出場時間を増やす必要があると話していた。セレッソ大阪がこの(パク・ハンソ監督の求める)条件を満たせないならば、退団がベストな解決策だ」と伝えていた。

 すると『The Thao247』は「ダン・バン・ラムはVリーグ(ベトナム1部)所属クラブと合意した。交渉は90%完了しており、シーズン後半戦からVリーグに参戦する」と報道。選手本人がセレッソ大阪との契約を今年12月まで残す中、すでにベトナムへ帰国したこともあわせて伝えている。ただ、同選手の獲得を決めたクラブ名は現時点で明らかになっていないという。

提供元・Football Tribe Japan

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