神戸・大﨑玲央のコメント引用で喝!J1最下位の要因を米メディア分析
(画像=アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 ヴィッセル神戸は今もなお、明治安田生命J1リーグで残留争いを強いられている。その中、米メディア『ESPN』がヴィッセル神戸低迷の原因を分析した。

 ヴィッセル神戸は今季開幕から黒星が先行すると、3月下旬に三浦淳寛監督を解任。4月上旬にミゲル・アンヘル・ロティーナ氏を招へいしたものの、J1リーグ7試合で1勝1分5敗と苦戦。6月末にロティーナ監督を解任し、吉田孝行の再登板に踏み切っていた。

 その吉田孝行体制のもとでは、7月はじめにリーグ戦で3連勝。その後も鹿島アントラーズ相手に引き分けるなど奮闘を続けている。ただ第24節終了時点で勝ち点21の獲得にとどまっており、依然として最下位に沈んでいる。

 『ESPN』は「AFCチャンピオンズリーグが再開される中、アンドレス・イニエスタなどスター選手揃いのヴィッセル神戸に、J2降格の危機が迫っているのだろうか」と見出しをうち、ヴィッセル神戸の現状に関する特集記事を掲載。

 「国内J1リーグが残り10試合となった時点で、ヴィッセルが最下位に沈んでいることは予想外」と綴り、低迷の要因として「ヴィッセル神戸の選手たちは、怪我に大きく阻まれている。セルジ・サンペールは靱帯損傷でシーズンを棒に振るだろう。イニエスタもサイドラインで過ごす時間があった」

 「ボージャン・クルキッチ、武藤嘉紀、そして頼りになるセンターバックの菊池流帆が、最近の犠牲者である」と負傷者の多さを指摘している。

 また監督人事については「すでに三浦淳寛とミゲル・アンヘル・ロティーナの両氏が解任されており、現在は3人目の正監督を探しているところである」と説明している。

 さらに『ESPN』はDF大﨑玲央(31)が今年4月のインタビューで「ただ負けているのではなく、クオリティの高い選手と一緒になって負けているのです。選手たちもそれを理解していると思います。その点でプレッシャーになっていますが、こういう状況には立ち向かわなければいけません」と語っていたこともピックアップ。その上で「ヴィッセル神戸は、自分たちが期待を大きく下回るパフォーマンスをしているという事実から目を背けてはいない」と主張している。

 なおヴィッセル神戸は今月18日、AFCチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦で横浜F・マリノスと対戦する。リーグ戦で苦境に立たされる中、アジアの舞台で結果を残せるか注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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