橋本拳人の神戸移籍に批判が!FC東京OB石川直宏が「彼に非はない」と擁護も…
(画像=橋本拳人 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は27日、ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のロストフでプレーしていた日本代表MF橋本拳人(28)の獲得を公式発表している。これには古巣であるFC東京のサポーターから疑問の声が上がっているが、FC東京のOBである石川直宏氏が橋本拳人にエールを送った。

 同選手は2015年にロアッソ熊本でのレンタル期間を終えてFC東京に復帰すると、中盤の主力として活躍。2020年7月にロストフへの完全移籍が決まった時、壮行会でFC東京への愛着を語るとともに「お別れは寂しいですが、青赤魂を持って世界で戦ってきます。そして必ず大きくなって、またこの味の素スタジアムに帰って来たいと思います。わがままですが18番を空けておいてもらえたら嬉しいです」とコメントを残してサポーターに別れを告げていた。

そんな橋本拳人の去就を巡っては、ロシアメディア『RBスポーツ』が今月22日に「ハシモトは近いうちに所属クラブを変えるかもしれない。4月7日までにロシア・プレミアリーグのクラブとの契約を中断する権利がある」と報道。すでにUAEやサウジアラビアからオファーが届いているほか、ヴィッセル神戸移籍の可能性もあると伝えていた。

 また、イタリアメディア『Calcioline』はセリエA(イタリア1部)のジェノアが橋本拳人の獲得に動く可能性があると報じていたが、27日になってヴィッセル神戸への移籍が正式決定。ロシア国内クラブ所属の外国籍選手に対するFIFAの特例措置により、6月30日までの契約期間によりサインを交わしているが、一部のFC東京のサポーターからはJリーグ他クラブへの移籍を決断した同選手に対する批判の声が上がっている。

 その中、FC東京で背番号「18」を身に付けていた石川直宏氏は「発表ありましたね。どこへ行っても拳人は拳人。俺は、成長し続ける姿に期待しています!うちの試合以外でね。勘違いしないで欲しいのは、彼に非はない。チャンスを掴み、結果へと繋げる。それがFootball。掴みに行きたくても、無ければその先のチャンスを掴むしかない。心と情熱。人だから」とツイート。

 これにはFC東京サポーターから「直さんの言葉に救われる」、「素晴らしいお言葉」、「紳士的なコメント」と石川直宏氏へ称賛のメッセージが寄せられている一方、「最後はお金か…」、「やっぱり納得できない」という声も上がっている。

 なお、FC東京は4月6日に味の素スタジアムでヴィッセル神戸を迎え撃つ。ヴィッセル神戸のユニフォームを身にまとう橋本拳人をFC東京サポーターがどのような形で出迎えるのか注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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