元神戸フェルナンドにJリーグと中東からオファー?ポルトで構想外
(画像=フェルナンド・アンドラーデン 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 かつて明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーしていたブラジル人FWフェルナンド・アンドラーデン(29)は、Jリーグクラブからのオファーを受け取っているようだ。9日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。

 フェルナンドは身長182cmで右利きのアタッカー。2012年8月からヴィッセル神戸に在籍していたが、リーグ戦わずか4試合の出場にとどまると2012シーズン限りで退団していた。その後はブラジル国内の複数クラブを渡り歩くと、2015年7月にポルトガル2部クルーベ・オリエンタルへ移籍。ポルトガル国内で頭角を現し、2019年1月にCDサンタ・クララからポルトへの完全移籍を果たしていた。

 しかしポルトですぐに構想外となると、トルコやサウジアラビアのクラブへレンタル移籍。昨季はサウジアラビア1部アル・フェイハに所属していたが、開幕戦で前十字靭帯を断裂。9カ月にわたり戦列を離れ、今年3月20日にポルトのリザーブチームで復帰していた。

 『O JOGO』の報道によると、フェルナンドは今季ポルトでのプレーを望んでいるが、セルジオ・コンセイソン監督の構想に含まれていないとのこと。先月31日のスーペル・タッサ(ポルトガルスーパー杯)のトンデラ戦、今月7日のプリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕節・マリティモ戦でいずれもメンバー外となっている。

 また同選手は今月いっぱいポルトで出場機会を得るチャンスをうかがう姿勢を見せているが、チャンスがない場合にはポルトガル国外へ移籍を希望している模様。現時点では日本や中東からオファーが届いているという。

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、フェルナンドとポルトの契約期間は来年6月までであるようだ。Jリーグの第2登録期間が今月12日に閉鎖を迎える中、フェルナンドに9年半ぶりとなるJリーグ復帰の可能性が浮上している。

提供元・Football Tribe Japan

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