神戸リンコン、今週中に母国復帰決定か。1年半の無償レンタルに
(画像=リンコン 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属の元U20ブラジル代表FWリンコン(21)は、まもなく母国クラブへの加入が正式決定するようだ。9日、ブラジル紙『O Tempo』が伝えている。

 リンコンの去就については先月29日、ブラジル2部クルゼイロの移籍情報を専門に扱うサムエル氏が「クルゼイロがヴィッセル神戸所属のリンコン獲得へオファーを提示した。買い取りオプション付きのレンタル移籍で交渉している」とツイート。

 くわえてブラジル紙『O DIA』のジャーナリストも、自身のツイッターアカウントで「クルゼイロはヴィッセル神戸からリンコンを無償でレンタルし、120万ドル(約1億6000万円)で彼の(保有権の)50%を買い取るというオプション付きでオファーを提示した」と投稿。ヴィッセル神戸も年俸負担軽減を目的に、同選手の放出に前向きであると伝えていた。

 その後、ブラジル人FWペドロ・ハウル(25)所属のブラジル1部コリチーバからの関心も伝えられたが、今月4日にクルゼイロへの加入がほぼ確実とブラジルメディアが報道。ヴィッセル神戸が給与の一部を負担するとみられる。

 『O Tempo』の伝えるところによると、リンコン本人は今月10日にも現地入りするとのこと。メディカルチェックを受けて、問題がなければクルゼイロと正式にサインを交わす。またレンタル期間は2023年12月までであるとのことだ。

 なおリンコンとヴィッセル神戸の契約内容については、ブラジルメディア『UOL』が昨年1月に「年俸80万ドル(約8300万円)による3年契約、2年の契約期間延長オプション付き」と報道。またヴィッセル神戸はリンコンの獲得で、CRフラメンゴに対して移籍金やボーナスなど総額300万ドル(当時約3億3000万円)を支払ったと伝えられている。

提供元・Football Tribe Japan

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