浦和声明文に批判が「サポに舐められる」名古屋戦で“声出し応援”解禁も…
(画像=浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、今月10日のYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第2戦・名古屋グランパス戦を「声出し応援運営検証試合」として開催すると公式発表。ただ公式発表の内容が議論の対象となっている。

 浦和レッズは、一部サポーターが「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援やブーイングを繰り返したことにより、Jリーグから2000万円の罰金を科せられている。

 また先月16日にIAIスタジアム日本平で行われた明治安田生命J1リーグ第22節・清水エスパルス戦では、浦和レッズサポーターによる重大な違反行為が確認。清水エスパルスは声明で、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」への違反行為、清水エスパルスの選手・スタッフに対しての威嚇行為や運営妨害、シャトルバス乗客に対する危険・挑発行為など、7項目にもおよぶ違反行為を列挙している。

 浦和レッズは7日に「声出し応援運営検証対象試合の開催に向けて」と題した声明を発表。名古屋グランパス戦での声出し応援運営検証実施を周知するとともに「浦和レッズのホームゲームが運営検証対象試合に指定されるにあたっては、埼玉県やJリーグ、そして何より、『声出し応援に関するガイドライン』を遵守しながらチーム、選手を力強くサポートし続けてくださった、多くの浦和レッズファン・サポーターのみなさまのご理解とご協力が不可欠でした。あらためまして、お力添えをいただきました全てのみなさまに感謝申し上げます」としている。

 しかし「『声出し応援に関するガイドライン』を遵守しながらチーム、選手を力強くサポートし続けてくださった、多くの浦和レッズファン・サポーター」という文面に対しては、SNSユーザーから「2000万円払ったのに…」、「清水戦のことはスルーか」、「罰金払わされたのにこういうこと書くからサポーターに舐められるのでは?」と手厳しいコメントが寄せられている。

 ただ一方で浦和レッズサポーターからは「ついに来た!」、「全力で応援するぞ!」と歓喜の声が数多く上がっている。

提供元・Football Tribe Japan

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