福岡GK山ノ井拓己に「契約違反?」FP出場でキーパーグローブ提供会社反応
(画像=山ノ井拓己 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグ・アビスパ福岡所属のGK山ノ井拓己(23)は3日夜、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝の1stレグ・ヴィッセル神戸戦でフィールドプレーヤーとして途中出場。新型コロナウイルス陽性者離脱の影響による珍事に、キーパーグローブの製造を手掛ける『HO SOCCER』のスタッフも動揺を隠せなかった。

 アビスパ福岡はヴィッセル神戸戦前日に、トップチームの選手、スタッフの合計9名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと公式発表。ヴィッセル神戸戦ではGK杉山力裕(35)、GK山ノ井拓己(23)、DF前嶋洋太(24)、MFジョルディ・クルークス(28)の4選手のみとなっていた。

 この厳しい状況の中でも、44分にカメルーン代表FWジョン・マリ(29)が先制ゴールをマーク。58分にはブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)が追加点を奪うと、70分に前嶋洋太、76分にクルークスが途中出場する。

 そして2-0で迎えた90+4分には、山ノ井拓己がFW城後寿(36)にかわって途中出場。その山ノ井拓己が前線でパスを要求したりプレスを仕掛ける中、アビスパ福岡は90+9分に失点したものの2-1で辛うじて逃げ切っている。

 すると試合後、山ノ井拓己と契約を結んでいる『HO SOCCER』のスタッフが「試合出場時には必ず弊社のキーパーグローブを着用すること、と契約書明記しておりますが、山ノ井選手、素手で出ておる。(がんばれ)」とツイート。これにはアビスパ福岡をはじめSNSユーザーから「笑った」、「契約違反になるのか?」、「今回は致し方ない」といったコメントが寄せられている。

提供元・Football Tribe Japan

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