仕事をして稼ぐ力というのは、一般的に一定の年齢から徐々に下がっていくものです。

それが顕著なのがスポーツ選手です。サッカー選手であれば20代、プロ野球選手でも30代になれば、肉体的なピークを迎え、一流選手であっても収入が下がっていきます。現役引退してから、解説者やコーチとして活動できるのは一握り。多くの選手は現役時代よりも、少ない年収で生活していかなければなりません。

70代、80代になっても自分で稼ぐ収入が維持できるのは、オーナー経営者か政治家位のものだと思います。

日本企業の定年退職年齢も少しずつ上がっていますが、65歳で退職したとしても、100歳までは35年あります。

「お金の専門家」が提案するような、引退した後の収入を年金と現役時代に稼いだお金の取り崩しで賄っていくやり方には、もはや限界があります。

今や、年金生活のお年寄りが、スーパーやコンビニで万引きをするのが当たり前の世の中です。年金だけでは生活が成立しないのは明らかです。

そこで必要になるのが、自分が働いて毎月稼ぐように、定期的な収入をもたらしてくれるインカムゲイン投資です。

リタイアするまでに、自分の代わりに稼いでくれる「小さなおじさん」を育てておくのです。典型的なのは、中古ワンルームマンションです。

ローンのない中古ワンルームマンションを3戸保有すれば、小さなおじさん3人で、毎月約20万円の手取り収入を稼いでくれます。働くのは自分ではなく、小さなおじさんです。私は、国内外にいる60人の小さなおじさんたちに稼いでもらっています。

人生100年時代で益々重要になる「小さなおじさん」
(画像=Juergen Sack/iStock、『アゴラ 言論プラットフォーム』より 引用)

これは卵を産むニワトリのように、来月も、再来月も受け取り続けられる収益です。長期的には家賃が少しずつ下がるかもしれませんが、インフレになれば逆に上昇する可能性もあります。

収入を得るために、死ぬまでやりたくない仕事に追われて、人生を終えるのは寂しいものです。また、たまには海外旅行に行ったり、美味しいお寿司を食べたりもしたいものです。

時間とお金の自由を得てこそ、自分のやりたいことを楽しめる人生の後半戦が実現できます。

そのための準備を開始するのは、若ければ若いほど良い。

誰にも共通しているのは「今が一番若い」と言うことです。

文・内藤 忍/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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