かつてヴィッセル神戸でプレーしていたMF森岡亮太（31）は、シャルルロワSCから昨季トルコ1部優勝クラブへ移籍する可能性があるようだ。1日、ベルギーメディア『MSV FOOT』が伝えている。
森岡亮太は2019年1月、ジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）の強豪アンデルレヒトからシャルルロワSCへ移籍。加入1年目からレギュラーに定着すると、2021/22シーズンにはリーグ戦32試合の先発出場で8ゴール10アシストをマーク。今季も開幕戦から2試合つづけてスタメン出場しているほか、開幕節・KASオイペン戦では追加点をアシストしている。
そんな昨年10月にシャルルロワSCと2024年6月まで契約延長しているが、先月にシント=トロイデンVV（STVV）移籍の可能性が浮上。ただSTVVのアンドレ・ピントSD（スポーツディレクター）はベルギー国内メディアのインタビューで「モリオカは素晴らしい選手だが、彼とは話をしていない。彼はシャルルロワの選手だ。もし彼と契約を結びたいのであれば、まず彼の所属クラブと合意しなければならない」と、同選手獲得にむけて動いていないことを明かしていた。
その中『MSV FOOT』は「トラブゾンスポルが森岡亮太に関心を寄せている」と報道。「トラブゾンスポルはまだシャルルロワSCや森岡亮太との交渉を始めていないが、獲得調査を行っている」と現状を説明している。
またシャルルロワSCの姿勢については「シャルルロワSCに森岡亮太放出の覚悟があるかどうかまだ分からない」と見解を披露。ただアンデルレヒトから同選手を獲得した際に移籍金150万ユーロ（約1億8000万円）を支払っているため、他クラブへ放出する場合には150万ユーロ以上を求めるとみられる。
トラブゾンスポルは強豪ガラタサライ、ベシクタシュ、フェネルバフチェが揃って苦戦する中、2021/22シーズンのトルコ1部リーグを23勝12分3敗で終了。勝ち点81を獲得して優勝を成し遂げている。そのため『MSV FOOT』は「もしトラブゾンスポル移籍が決まれば、森岡亮太は最高峰の舞台で再びチャンスを得ることができるかもしれない」と総括している。
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