
SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律(23)は7月31日、DFBポカール1回戦・FCカイザースラウテルン戦でフリーキックから決勝ゴールをマーク。現地では同選手に対する評価がさらに高まっているようだ。
堂安律は7月5日、エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。9日の練習試合・ザンクト・ガレン(スイス1部)戦でデビューすると、鮮やかなミドルシュートから移籍後初ゴールをあげていた。
また24日のストラスブール戦ではスタメン出場すると、1ゴール1アシストをマーク。2022/23シーズン開幕前最後の練習試合で結果を残し、FCカイザースラウテルン戦でスタメンに抜てきされていた。
そんな堂安律は1-1で迎えた延長後半の111分、ペナルティエリア手前中央で倒されてフリーキックを獲得。このフリーキックを自ら蹴ると、シュートはゴールマウス右隅。勝ち越しゴールを奪取し、チームの勝利に大きく貢献している。
ドイツメディア『comunio』は1日、SCフライブルクの現有戦力に関する特集記事を掲載。早速公式戦で結果を残した堂安律について「ドウアンはフライブルクの“王様”であり、攻撃面で欠けていたピースを埋めるような存在だ」
「彼は多くのダイナミズムとテクニックをチームにもたらしている。FCカイザースラウテルン戦でフリーキックを成功させたし、キッカーを任せられるだろう。この日本人選手の活躍は十分に想像できる」と評価している。
SCフライブルクは今月6日の2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でアウクスブルクと対戦する。堂安律のブンデスリーガ開幕戦スタメン出場が期待される。
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