浦和レッズ所属のDF岩波拓也（28）が30日、明治安田生命J1リーグ第23節・川崎フロンターレ戦後に自身のツイッターアカウントを更新。新型コロナウイルス陽性者の続出で控えのフィールドプレーヤー2人だった川崎フロンターレに対して、感謝のメッセージを送っている。
川崎フロンターレは浦和レッズ戦前日までに、選手を含む9名のトップチーム関係者が新型コロナウイルス陽性と判定。SNSでは試合中止を予想する声が数多く上がっていたが、開催日が延期されることはなかった。
その浦和レッズ戦では安藤駿介（31）、早坂勇希（23）、丹野研太（35）とゴールキーパー3名がベンチ入り。フィールドプレーヤーの控えメンバーはMF山村和也（32）、FW宮城天（21）の2名のみであり、両選手とも後半途中から出場。スクランブル体制だったこともあり、川崎フロンターレは1-3で敗れている。
この試合でフル出場した岩波拓也は試合後、「川崎フロンターレはいま 非常に厳しいチーム状況。その中でも試合を開催したこと、キーパー3人ベンチ入りしてまで戦いにきてくれたことに感謝します」とツイート。これには川崎フロンターレサポーターから「ありがとうございます」、「素晴らしいスポーツマンシップ」、「敬意を表します」、「救われた気持ちになった」と感謝のメッセージが数多く寄せられている。
なお川崎フロンターレは浦和レッズ戦での敗北により、5位に転落。首位の横浜F・マリノスから11ポイント差を付けられている。
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