
明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉に所属するブラジル人FWマテウス・サウダーニャ(22)に、中国移籍の可能性があるようだ。29日、中国大手メディア『新浪体育』が伝えている。
サウダーニャは昨年1月に当時ブラジル1部のECバイーアからジェフユナイテッド市原・千葉へレンタル移籍。来日1年目の昨季はリーグ戦31試合に出場していた。ただ今季は負傷離脱もあり、ここまでリーグ戦わずか4試合の先発出場で1ゴールと結果を残せていない。
そんなサウダーニャとジェフユナイテッド市原・千葉の契約期間については「2024シーズン終了後までの3年契約、1年間の契約期間延長オプション付き」と、ブラジル紙『O DIA』が昨季終了後に報道。ジェフユナイテッド市原・千葉がECバイーアに50万ドル(約5700万円)を支払い、サウダーニャを完全獲得したと伝えられていた。
『新浪体育』の報道によると、中国スーパーリーグ(中国1部)昇格組の成都銭宝足球倶楽部がサウダーニャの獲得にむけてジェフユナイテッド市原・千葉と交渉しているとのこと。「サウダーニャはまだ日本にいるが、複数の当事者が合意に達すれば、彼にとって日本を去ることは大きな問題ではない」
「特筆すべきは、ジェフユナイテッド市原・千葉の尹晶煥監督がサガン鳥栖を率いていた時にキム・ミヌ(現成都銭宝)を獲得したことだ。尹晶煥監督は当時水原三星で指揮を執っていた徐正源(現成都銭宝監督)と良好な関係にある」と伝えている。
成都銭宝は今年2月、元サガン鳥栖の韓国代表MFキム・ミヌ(31)をKリーグ1(韓国1部)の水原三星から獲得。キム・ミヌを含めて外国籍選手4名を抱える中、今季はここまでリーグ戦10試合で10ゴールと得点力不足に悩まされている。
また『新浪体育』は成都銭宝がサウダーニャを獲得した場合、ブラジル人FWジョナサン(32)を放出すると予想。ジョナサンはかつて徐正源監督のもと、水原三星でプレー。2017シーズンにはKリーグ1で22ゴールをあげていた。しかし、今季は中国1部でここまでわずか2試合の出場にとどまっているほか、10試合7試合でベンチ外となっている。
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