
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズを率いるレネ・ヴァイラー監督が、日本文化の素晴らしさに言及。スイス紙『ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング』は同監督のコメントとあわせて、ヴィッセル神戸戦での出来事を伝えている。
スイス人のヴァイラー氏は、過去にスイス1部のグラスホッパーやドイツ1部のニュルンベルク、ベルギー1部の強豪アンデルレヒトなどを指揮。昨年12月に鹿島アントラーズ指揮官に就任すると、Jリーグ挑戦1年目ながらも確かな手腕を発揮。J1リーグ優勝争いを繰り広げている。
そんなヴァイラー監督は『ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング』のインタビューに対応。日本の生活について聞かれると「私は日本人がいかに礼儀正しく、尊敬に値する人々であるかに何度も深く感動した。日本に来てから、まだ一度もネガティブな感情を見たことがない」
「スタジアムではブーイングもなければ、対戦相手にブーイングを浴びせることもない。交通機関でクラクションを鳴らす人もいない。そして、ここ鹿島では犯罪やその他の問題に遭遇したことがない。自宅に鍵もかけなくなった」と好意的なコメントを残している。
また欧州諸国との文化の違いについては「まったく異なる文化に触れて、とても興奮している。西ヨーロッパの国々同士だと、文化の違いはそんなにない。日本は別世界だ。多くのアプローチは知る価値があるものであり、自分自身の経験を豊かにしてくれる」と語っている。
なお『ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング』は、今月16日に行われたJ1リーグ第22節・ヴィッセル神戸戦の試合後、ヴァイラー監督が日本代表FW大迫勇也(32)とDF酒井高徳(31)からドイツ語で声を掛けられたことを紹介。「突然、故郷がとても近く感じられた」と指揮官の思いを代弁している。
【関連記事】
・欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
・超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
・ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
・【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
・【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?