明治安田生命J1リーグ・柏レイソル所属のブラジル人DFエメルソン・サントス（27）は、今夏退団がほぼ確実となったようだ。26日、ブラジルメディア『sagres』が報じている。
エメルソン・サントスは昨年3月23日、ブラジル1部パルメイラスから柏レイソルへ完全移籍。昨季はJ1リーグで8試合の出場にとどまったほか、今季はルヴァンカップ・グループステージ1試合をのぞき公式戦全試合でメンバー外となっていた。
その中、『sagres』はブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセが今年12月までのレンタル移籍により、エメルソン・サントスを獲得したと報道。買い取りオプションの有無やレンタル料など、柏レイソルとの取引内容には言及していない。また選手本人はすでにブラジルへ帰国しており、明日にもメディカルチェックを受けるという。
ブラジル国内メディアが昨年2月に伝えたところによると、柏レイソルはエメルソン・サントス獲得時、移籍金150万ドル（約1億6400万円）を支払って同選手の保有権の70%を取得したという。
なおアトレチコ・ゴイアニエンセは、19節終了時点で勝ち点17の獲得にとどまっており、2部降格圏の18位に低迷。昨年までV・ファーレン長崎でプレーしていたブラジル人FWウェリントン・ハット（30）を擁する中、残留争いを強いられている。
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