明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、ブラジル1部CRフラメンゴ所属の元U20ブラジル代表DFマテウス・ソアレス・トゥーレル（23）を獲得することがほぼ確実とみられている。その中、両クラブによる取引内容をブラジルメディア『GOAL』のジャーナリストが伝えている。
身長185cmで右利きのマテウスは、2018年にCRフラメンゴのトップチームへ昇格。ただブラジル1部リーグでは出番に恵まれず、昨年7月にリーグアン（フランス1部）のモンペリエへレンタル移籍。2021/22シーズンはリーグアン開幕から6試合つづけてスタメン出場したものの、以降は出場機会が激減。リーグ戦で10試合の先発出場に終わっていた。先月末にレンタル期間満了によりCRフラメンゴへ復帰していた。
そんなマテウスについては今月19日、ヴィッセル神戸と選手サイドが給与面で合意に達したとブラジルメディア『terra』が報道。21日には『O DIA』のジャーナリストが「CRフラメンゴのマテウスは、ヴィッセル神戸へレンタル移籍する（今年12月まで）。両クラブは取引完了にむけて書類を交換する」
「マテウスはヴィッセル神戸で、CRフラメンゴ時代からの友人であるリンコンに再会する予定だ」とツイート。ヴィッセル神戸とCRフラメンゴが合意に達したことにより、同選手のヴィッセル神戸がほぼ確実になったと伝えている。
ブラジル人ジャーナリストの伝えたところによると、今回の取引には買い取りオプションが含まれているとのこと。100万ドル（約1億3600万円）を支払って同選手の保有権の50%を取得するものであるという。ただ一方でレンタル料に関しては触れられていない。
なおヴィッセル神戸は今夏の移籍ウィンドウで、Kリーグ1（韓国1部）仁川ユナイテッドからモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ（30）を完全移籍により獲得。韓国国内の複数メディアは、ヴィッセル神戸が仁川ユナイテッドに移籍金として100万ドルを支払ったと報じている。
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