目次
■朝食の必要性
■時短のコツ

平日の朝はとても忙しい。一人暮らしだと、朝食の準備が面倒で、何も食べずに出勤しているという男性も多いのではないだろうか。よく「朝ごはんを毎日しっかり食べよう」と耳にはするが、実際の所、出勤前に毎日手の込んだ朝食を作るのは、かなりハードルが高い。

そこで今回は、5分以内に作れる「簡単朝ごはんメニュー」を紹介する。健康や仕事のパフォーマンス向上のために、毎日の朝食を習慣化したいと考えている男性は、ぜひ参考にしてほしい。

■朝食の必要性

5分以内に準備完了!朝忙しい人でも朝食習慣化できる「簡単朝ごはんメニュー」
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

米やパン、麺類といった炭水化物類に多く含まれる「ブドウ糖」は、脳の働きを活性化させる効果があると言われている。しかし、糖分は吸収が早く、体内に長時間貯蔵しておけない。人間は寝ている間もエネルギーを消費しているので、朝起きる頃には身体が糖分不足の状態に陥ってしまう。

朝食は睡眠中に消費したブドウ糖を補給し、脳と身体にスイッチを入れるという重要な役割を担っているのだ。

炭水化物類には、消化吸収されるまでに一定の時間が掛かることから、満腹感が長続きしやすいという特徴がある。朝食べてもすぐに空腹になってしまう人は、炭水化物を多く含む食品を朝食の献立に取り入れてみてほしい。

また、1日2食よりも3食の方が摂取する食品数が増え、栄養バランスが偏りにくくなる。農林水産省の調査によると、朝食を毎日食べることで便秘や肥満の予防効果が期待できるそうだ。朝食を習慣化することは、生活習慣病の予防にもつながるだろう。

■時短のコツ

夜寝る前に翌日の朝食の準備をしておくと、朝の調理時間を大幅に削減できる。とは言っても、そこまで入念に下ごしらえをしておく必要はない。時短のためにしておきたいことは、以下の2つだけだ。

・米は前日の夜に炊いておくか、朝起きる時間に合わせて、炊飯器のタイマーをセットしておく
・野菜は食べやすい大きさにカットし、冷凍しておく

ワンプレート皿や、スプーン・フォーク一体型カトラリーなどを活用して、使う食器の数をできるだけ減らすこともポイントだ。洗い物が素早く終わり、さらに時短が叶うだろう。