目次
「ミドルスポーツ」はスポーツ走行からツーリングまでマルチに楽しめる!
ピックアップミドルスポーツ① SUZUKI SV650X ABS
・スポーティーながら扱いやすいVツイン
「ミドルスポーツ」はスポーツ走行からツーリングまでマルチに楽しめる!
バイクのカテゴリーの中でも最近よく耳にするのが「ミドルスポーツ」というカテゴリー。明確な基準があるわけではないが、排気量でいうと400㏄以上〜900㏄未満のモデルが当てはまる。
1000㏄を超えるリッタースポーツは重量があるしパワーもありすぎて扱いきれない。一方で400㏄クラスではちょっと物足りない。そこで重量、パワー、価格など、トータルでちょうど良いということで人気が高まっているのが中間的な排気量に位置するミドルスポーツなのである。
このミドルスポーツが属するミドルクラスにはスーパースポーツ、ネイキッド、アドベンチャー、アメリカンといったいくつかのジャンルが存在しているが、今回ピックアップしたいのは、高いスポーツ性能を備える「ネイキッド」。
カウルこそ纏っていないが、サーキットやワインディングなどでスポーツ走行を楽しめるモデルだ。
エンジン特性は幅広いライダーが扱いやすい程よいパワーを発生しながらコントローラブルなセッティング。
足回りには高性能なサスペンションやブレーキを備え、しなやかかつキレのあるハンドリングで思い通りの走りを楽しめる。
さらに先進の電子制御を備えているので、路面状況に合わせてエンジン特性を変更したり、自分のライディングに合った足回りにセッティングが可能なモデルもある。
そしてこれらに加え、ツーリングにも対応可能な装備や快適性まで備えているなど、まさにマルチパーパスに乗れるモデルなのである。
そんなミドルスポーツの中でも注目のスポーツネイキッド2車をじっくりとチェックしたのでその魅力を紹介していこう。
ピックアップミドルスポーツ① SUZUKI SV650X ABS
スポーティーながら扱いやすいVツイン
645ccの水冷4ストロークV型2気筒エンジンを搭載した、ネオレトロな外観のミドルスポーツモデル。低めにセットされたセパレートハンドルと高級感溢れるタックロールシートを採用している。独特のVツインサウンドを発するエンジンは、低回転域では独特の鼓動感を味わえるとともに、トルクフルで扱い易い。高回転域では伸びのあるパワーを発揮する味付け。他にはない個性的なデザイン、味わいある走りが特徴となっている。


<主要諸元> ■全長2140 全幅730 全高1090 ホイールベース1450 シート高790(各㎜) 車両重量199㎏ ■水冷4ストV型2気筒DOHC4バルブ 総排気量645㏄ 最高出力72ps/8500rpm 燃料タンク容量14ℓ 変速機6段リターン ■タイヤサイズF=120/70ZR17M/C R=160/60ZR17M/C ■価格:847,000円(税込)