ゆうちょ銀行は他金融機関に比べ手数料はお得というイメージがあった。そのためゆうちょ銀行に口座があるという人も多いだろう。しかし、2022年1月よりゆうちょ銀行の手数料が一斉に改定された。ゆうちょ銀行の利用者が手数料で損をしそうなケースや、損をしないためにぜひ実践してほしい方法を紹介する。

ゆうちょ銀行は日本の銀行の預金残高NO.1

銀行の預金残高は、銀行業務の根幹をなす、顧客から預かる資金量を示す。預金残高は顧客への融資や資金運用の原資になるため、金額が大きいほど、規模の大きな銀行業務を行うことができる。

ここでは、持株会社が作成した決算短信に添付されている銀行単体の損益計算書、あるいは各銀行の決算短信を参照し、2021年3月末の各銀行の預金残高が多い銀行をランキング形式で紹介する。

預金残高ランキング上位銀行と、経常収益や業務粗利益などのランキング上位銀行を比較するなど、銀行評価の参考にしてほしい。

「預金残高」ランキングTOP10
順位 銀行名 預金残高
(2021年3月末)
1 ゆうちょ銀行 189兆5,000億円
2 三菱UFJ銀行 182兆2,399億円
3 三井住友銀行 134兆6,856億円
4 みずほ銀行 128兆2,790億円
5 三井住友信託銀行 33兆1,742億円
6 りそな銀行 32兆897億円
7 横浜銀行 16兆2,404億円
8 埼玉りそな銀行 15兆6,327億円
9 千葉銀行 14兆878億円
10 福岡銀行 12兆4,208億円

TOP10にランクインしている銀行の顔ぶれは、他のランキングと大きく変わっていない。ただし、第1位がゆうちょ銀行である点は、預金残高ランキング特有の現象である。

第1位,ゆうちょ銀行:邦銀最大の店舗数を背景にした預金残高第1位の実績

ゆうちょ銀行最大の特長は、都心部から地方まで、全国各地に張り巡らされた郵便局ネットワークを活かした国内最大級、約2万4,000にものぼる店舗数である。郵便局を利用するあらゆる地域住民が潜在的な顧客層であることから、邦銀の中では貯金口座数も桁違いである。

ゆうちょ銀行の預金残高第1位の実績の背景には、こうした郵便局由来の特性を活かした広範な顧客基盤がある。