寝袋にはさまざな種類がありますが、封筒型寝袋だと複数人でも使える大型サイズもありファミリーキャンプでは添い寝もでき便利です。今回はファミリーキャンプで使えるように人数分買い揃えやすい低価格なものや複数人で使えるものを紹介しますね。

目次
ファミリーキャンプ向けの寝袋とは
ファミリーキャンプ向け寝袋の選び方

ファミリーキャンプ向けの寝袋とは

家族と使えるキャンプ用の寝袋

ファミリーキャンプ向けの寝袋とは家族みんなで寝られる大きな寝袋や扱いやすい寝袋のことです。また、寝袋には今回紹介する封筒型の他にマミー型という体を包み込むような形状のものもありますが、封筒型のほうがファミリーキャンプでは扱いやすい大型サイズもあります。

封筒型の特徴は布団のような使い心地になっていて、掛け布団と敷布団のように分かれるセパレートタイプになっているものも多く温度調整しやすい扱いが簡単な寝袋です。

マミー寝袋との違い

マミー型と封筒型の違いは、前述したように形状が大きくことなります。マミーは体を包み込むようにフィットし封筒型は布団のようになっているため圧迫感が少ないです。その分マミー型と比べると保温性が低くなったり、収納サイズが大きくなるという違いがあります。

 封筒型マミー型
保温性マミー型より下がる温かい
身動きのしやすさ圧迫感少なくしやすい身動き取りにくい
収納サイズ大きい小さい
サイズフリー子どもには
小さいサイズがおすすめ

封筒型の特徴の補足

封筒型の保温性はあくまでもマミー型と比べると低いという意味になります。温度範囲ならマミー型でも封筒型でもきちんと使えます。また、封筒型には高さによるサイズ違いは少いですが、1人用のも2人用のものなど横幅のサイズ違いは多いです。

そのため、封筒型の寝袋は3人など複数同時に使えるためマミー型よりもファミリーキャンプに向いています。また、価格面でも比較的安くマミー型の寝袋よりも買い揃えやすいところも魅力です。

ファミリーキャンプ向け寝袋の選び方

1:使用できる温度

子供と一緒に快適な睡眠を。ファミリーキャンプ向け封筒型寝袋5選!
(画像=Photo byPublicDomainPictures、『暮らし〜の』より引用)

温度は重要な要素です。寝袋にはファミリーキャンプ向きやソロキャンプ向き、封筒型やマミー型問わず必ず使える温度帯があります。そのため温度帯を確認して購入しましょう。メーカーによって温度帯の表記に種類があります。

快適温度は、快適に眠れる暖かな温度帯を意味し、5℃なら気温が5℃まで使えるという意味です。一方で最低温度と書かれている場合は10度ほど足しましょう。例えば5℃なら15℃だと快適という意味になります。

2:人数や大きさ

子供と一緒に快適な睡眠を。ファミリーキャンプ向け封筒型寝袋5選!
(画像=Photo byStockSnap、『暮らし〜の』より引用)

前述したようにファミリーキャンプで使いやすい寝袋となる封筒型は1人用から子ども2人と大人2人の合計4人程度で使えるモデルもあります。価格が比較的安いものも多いのですが、ファミリーキャンプでどのように使うか考えて選びましょう。1人用で家族分揃えるのか、2人用を2つ揃えるのかなど封筒型は選択肢が多いです。

また収納サイズにも注意しましょう。ファミリーキャンプ向きの封筒型は大きくなりやすい傾向にあります。

3:生地の質感

生地の質感も大切です。特に裏地がポリエステル100%で通気性のない素材だと、蒸れやすく肌に張り付いて不快になります。そのため透湿性や通気性のある生地だったり、綿(コットン)が含まれている生地かの確認をして選んでください。

表地は水濡れに強い撥水性になっているか確認しましょう。テント内でも結露の発生により寝袋が濡れてしまうことがあります。撥水加工になっていると内部まで水が染み込むことなく快適に使いやすいです。

4:構造の差

子供と一緒に快適な睡眠を。ファミリーキャンプ向け封筒型寝袋5選!
(画像=Photo byirhap、『暮らし〜の』より引用)

構造の違いを見比べて購入するというのは特にファミリーキャンプでは大切です。寝袋中には1人用でもボタンなどで連結することで2人用や3人用と大きくして使えるタイプもあり、連結機能の有無やファスナーの量(ダブルジップ仕様か)などはメーカーによって異なります。

また、家庭用洗濯機で丸洗いできるものだと初心者でもクリーニングしやすいです。このように構造の差は同じタイプの寝袋でも違いが大きくできるだけ比較しましょう。