河口で使うジグヘッドやタックルについて

浅い川には軽いジグヘッド!

連載】海がダメなら河口へGO!早春のシーバス&キビレならワーミング!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より 引用)

今回使った仕掛けは1.5gジグヘッド+2.5インチジグヘッドという組み合わせ。MAXでも水深2m程度という河口のシチュエーションに合わせて、かなり軽いジグヘッドを使いました。バス用ジグヘッドにシーバスワームという組み合わせです。

川が大きければ水深があるケースもありますが、細い川ならウェイトは3g、5g程度までで十分。1.5gの太軸メバルジグヘッド+ベビーサーディン2インチ的なセッティングからでも遊べます!

■おすすめは「モアザン ミドルアッパー」

ダイワ モアザンミドルアッパーJr 2.5in

連載】海がダメなら河口へGO!早春のシーバス&キビレならワーミング!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

定番ではありますが、ワームのおすすめはダイワの「モアザン ミドルアッパー」!マテリアルが柔らかく、スローなアクションにもしっかり対応してくれます。軽量ジグヘッドでフワフワ流す釣りと相性◎。

シーバス向けから組み合わせるジグヘッドを見つけられないときは、バス釣り用のジグヘッドもチェックしてみてください。デコイ「バイオレンスジグヘッド」など、軽量&大きめフックのジグヘッドを見つけられます!

タックルもショート&ライトで

シーバス向けのジグヘッドは3gスタートという感じなので、今回ご紹介するような釣り方をするときはシーバスタックルよりもややライトな構成の方が使いやすいです。小場所はロッドが短い方が扱いやすいというのもあるので、バスロッドやチニングロッド、メバリングロッドもおすすめできます。

シーバスロッドのLより少し弱めの短め、メバリングロッドの中では強めで尺が釣れるようなロッドが扱いやすいです。もし何本かロッドをお持ちの場合は、曲がってティップが柔らかいタイプを選択しましょう!ルアーウェイトのMAXが10gを超えているようなものでも、投げられることは投げられます!

■細糸を使おう!

ラインはPE0.4号前後がおすすめ。シーバスタックルからすると細めではありますが、軽量ジグヘッドを使うならこのぐらいの細さが快適です。強度的には0.4号で8lb程度、6lbリーダーを使うようなバランスになります。

50cm前後までなら十分な余力を持ってキャッチできる強度があるので、小場所狙いならパワー的には十分です!

ボトムスローリトリーブでシーバス!

外道のアタリをヒントに集中攻撃!

連載】海がダメなら河口へGO!早春のシーバス&キビレならワーミング!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より 引用)

アオリイカ、豆アジとうまくいかなかった夕方過ぎ、今度は干潮からの上げを狙って小規模河川の水門付近にエントリーしました。立てる場所は限定的で、少し歩けば端から端まで届いてしまうポイントです。

ライトゲームタックルにワームを結んで表層は反応なし。次はボトムとときどき底に当たるようなスピードでリトリーブすると、謎の小型魚がバイト!ビンビンとワームの先を引っ張る掛からないアタリが連発します。

ダボハゼ的な奴なのかソゲなのかわかりませんが、かなり一か所に集中しているような印象です。

粘りに粘ってシーバスがヒット!

小型魚のバイトがあるポイントでボトム集中攻撃を続けて、ついに重みのあるアタリ!ボトムをべったり攻め続けて、50cm前後のシーバスをキャッチできました。干潮からの上げ、生命感のあるポイントを打ち続ける、このあたりは工夫がありましたが、アクションはシンプルにボトムのタダ巻きです。

ベイトはハクかなと考えていましたが、ボトムべったりということは甲殻類がいたりするんでしょうか。とにかくこの日はボトムでアタリを感じることが多かったです。

■フワっと流し込むイメージで

河口は流れがあるタイミングがチャンス!上げ下げで流れの向きが変わりますが、基本的には流れてきたものを演出するという釣り方がおすすめです。軽いジグヘッドに大きめのワームをつけるとかなり流されますが、これを利用してフワフワ漂わせるように流していきましょう。

今回は流されながら着底するであろう地点と狙いたいポイントが重なるように、かなり上流側にキャストして流し込んでいます!