カレイらしいアタリ到来
底を小突き寄せながら置きザオにしている方のロッドを何気なく見ていたら、ラインが突然フッとたるみました。風の影響はほぼなく、仕掛けが流されるほどの潮の強さでもないため、これは本命のアタリだと確信しました。
小突いていたタックルを三脚にそっと立て掛け、ラインがたるんだタックルに集中してラインを注視します。このじれったいような時間がカレイ釣りで筆者が最も好む場面です。たるんでいたラインが徐々に張ってきたかと思うと、またたるみます。なかなかじらしてくれます。
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置きザオにイトふけが出た(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
43cmマコガレイ登場!
この時点でハリ掛かり、またはハリを飲み込んでいる可能性は高いのですが、勝負時だと決めていましたので、慎重に、じっくり待ちました。ロッドの側で、今か今かと待ち構えていました。そして数分後、ラインが一気にピンと張り、ロッドが大きくしなりました。待ちに待った瞬間です。同時にロッドをしっかり立て、アワセも決まりました。想像していた以上の重量感です。
海底に向かってグイグイと突っ込むカレイ独特の引きが、何度もロッドを絞り込みます。堤防際まで寄せてきても尚、下へ下へと突っ込んで抵抗します。徐々に海面へ浮かび上がってきたシルエットは紛れもなく本命、カレイでした。
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浮かび上がったカレイ(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
どうやらハリはしっかり飲み込んでいるようでしたが、万が一のすっぽ抜けを回避するため、ランディングネットを使用して確実なキャッチを試みました。そして、無事に釣り上げることに成功しました。とても肉厚な、43cmの立派なマコガレイでした。
その後は続かず、エサもなくなったところ早めの15時に釣行終了と致しました。
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43cmのマコガレイ(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)(画像=『TSURINEWS』より 引用)