クワガタと言えば、夏の風物詩。子供たちが夏休みにかけて捕る姿もよく見かけます。しかしクワガタはしっかりとした知識が無いと、飼っていてもすぐに死んでしまうことも少なくありません。そこで今回、初心者でも簡単にクワガタを飼育できる方法を解説します。
Contents
夏の風物詩クワガタの育て方を解説!
家で幼虫を育てよう!
家で成虫を育てよう!
初心者でも簡単に産卵させる方法
クワガタの飼育方法を知ろう!
夏の風物詩クワガタの育て方を解説!
クワガタの基本情報
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クワガタは大きな顎を持つのが特徴で、大人から子供にまで人気の代表的な昆虫です。その一生は幼虫の頃から蛹にかけてを土の中で過ごして成虫になると外に出るという典型的なもの。幼虫は通常1年で成虫へと成長しますが、稀に2年間幼虫のまま過ごすこともあります。
野生の成虫クワガタが見れるようになる時期は夏場にかけてなので、店頭に並ぶのも夏の時期が多いです。
POINT 大きさの豆知識
クワガタの大きさは幼虫の頃に決まります。大きな幼虫のを育てれば成虫になった時のサイズも大きくなります。
成虫になってからは、体のサイズは変化しません。
代表的なクワガタの寿命
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クワガタの寿命は長いもので5年、短いと1年程度です。代表的な品種ですとオオクワガタはおよそ4年から5年生きられますがノコギリクワガタやミヤマクワガタは1年程度しか生きられません。短い寿命だからこそ、大切に育ててあげましょう。
種類によっては越冬する
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クワガタは種類によっては越冬する種類がいます。例えばオオクワガタやコクワガタなどが越冬する種類で、ノコギリクワガタやミヤマクワガタは冬を越す前に寿命が尽きてしまいます。
クワガタの越冬方法は、エサは少なめにしてマットの上に落ち葉を敷いてあげるだけです。エサは基本的には食べませんが、稀に食べることもあるので減り具合をこまめにチェックしてあげましょう。この時暖房をつける部屋には飼育ケースを置かないようにしましょう。
家で幼虫を育てよう!
幼虫の飼育セットで用意するもの
昆虫飼育セット
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それでは早速クワガタの幼虫の飼育方法を解説していきましょう。必要なものはケースに幼虫用のフードのくぬぎマット、湿気管理用の昆虫ウォーターと朽ち木のみです。ペットショップなどでは全てが揃っている飼育セットなどが販売されているので、そちらを購入するのが便利です。
幼虫用飼育セットの作り方
クワガタの幼虫用の飼育セットは、用意したケースの中に水を吸わせた朽ち木を3本程度並べます。その上にくぬぎマットを軽く入れて、水を吸わせていない朽ち木を多めに配置してください。上から更にマットを被せたら飼育セットの完成です。ケース内の乾燥を防ぐために蓋の間に新聞紙を挟むと効果的です。
クワガタの幼虫の飼育方法
クワガタの幼虫は初心者でも比較的簡単に育てることができます。先ほど準備した飼育ケースの中にくぬぎマットごと幼虫を静かに上にそっと置くだけです。マットや朽ち木が幼虫のエサになるのでエサの準備は不要です。幼虫が勝手に朽ち木の中を進むので上に置いたらそのまま放置して問題ありません。
幼虫を飼育する際の注意点
クワガタの幼虫を育てる時にはいくつかの注意点があります。まずクワガタの幼虫は土の中で生活する生き物なので直射日光は避けてください。マットや朽ち木が乾燥しすぎないように昆虫ウォーターで湿度を管理しますが、必要以上にマットや朽ち木に水分を含ませないように質量や肌触りなどをチェックしてください。
夏場はケースの置き場所にも注意を払いましょう。急激な温度変化で幼虫が刺激されないように、35度以上の場所には置かないでください。
POINT ここが大事
クワガタの幼虫は、1つのケースで1匹しか飼えません。複数飼育する場合には複数のケースを用意しましょう。
食べ尽くしてボロボロになった朽ち木は取り換えましょう
幼虫や卵にダニがいる場合
クワガタの幼虫や卵にダニが付着することは多いです。特にイトダニという種類は幼虫の体液を吸って栄養素を全て奪われてしまいます。発見したら木酢液を使用してダニを駆除しましょう。また、ダニの発生を抑制させるためには、飼育セットを使用前に煮沸消毒しておくといいでしょう。