バイク初心者にも楽しいツーリング:マナー
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雰囲気イケメン
さんによる
写真AC
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「まずは父ちゃんがやってみるから見ててなぁ」といい、仕掛けを海に入れました。息子は堤防の高さや海の深さが怖いのか、私の服をつかんで離しません。すると、偶然にも小さいメバル?が1匹釣れたのです。釣れると思っていなかったので急いでバケツに海水を汲み、釣れた魚を入れました。バケツの中で泳ぐメバル?を見て「かわいい」とつぶやく息子。次は息子に竿を持たせました。
バイクに乗るには免許が必要
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釣りをするのに免許は必要ありません。しかし、バイクに乗るには運転免許が必要です。もっともお手軽な原付バイクであっても、試験を受けなければ公道を走れないのです。その代わり、免許を取得する際にある程度の知識が身に付きます。ヘルメットは必ず着用、グローブやブーツも推奨です。釣りのように一から知識を学ばなくても、ツーリングをするための装備は簡単に思いつきます。
ルールやマナーは大切
釣りには免許が必要ない分、ルールやマナーを自分で学ばなければなりません。それに対し、バイク乗りは交通法規で理論武装し、決まり事以外のルールやマナーを疎かにしがちです。これらは経験をもとに自ら学ぶしかないので、初心者にとっては大きな課題。道路にはローカルルールも存在しますので、周りをよく見てツーリングを楽しみたいですね。
バイク初心者にも楽しいツーリング:練習
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息子に竿を持たせ、私が竿を上下させます。いつになく息子は神妙な面持ち。「もうお魚食いついてるんやない?仕掛けを上げようよ」といいます。息子が竿を持つとなぜか竿に反応がなくなり、釣れなくなってしまったのです。息子は竿を持つのに飽きてしまい、私が釣った魚を触ったり観察したりし始めました。「父ちゃん、サバさんの元気がないねん」。
バイクの基本知識は免許があれば十分
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ツーリングはバイク、免許、バイクに乗るための装備、これだけあれば完成形で始められます。その反面、釣りは道具があっても道具を駆使する知識と経験がないと釣れません。これはツーリングと釣りの大きな違い。しかし、練習がないのはツーリングも釣りも同じです。公道を走行している時点で練習ではありませんし、バイクに乗る練習は公道でないと意味が薄れます。
バイクの練習は交通の流れを読むためにする
よく「バイクに乗る練習ができる場所はどこ?」という話を聞きますが、運転免許を取得しているのですから練習する必要はありません。バイク初心者が練習するとするならば、近場でプチツーリングを楽しむのがおすすめです。市街地からワインディングロードまでをバランスよく織り交ぜたコースを作り、交通の流れを読むための知識を身に付けましょう。バイクを操る練習は二の次です。