アシストフックの作り方③
端糸と菅付きフックを上巻きします
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さきほど下巻きしたセキ糸はそのまま残してありますよね?(だれに聞いているんだか)そのセキ糸をそのまま止め糸として使います。端糸の上から20回ほど巻き、ハーフヒッチ3回ほどで留めます。これで余分な糸をカットしたら実はもうオモックやジグなどに取り付けてアシストフックとしては使用可能です。しかしこれではちょっとカッコ悪いので、まずは瞬間接着剤をぬりぬりして下さい。乾いたら次の行程です。
熱圧着パイプでドレスアップ
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管のチモトから端糸までが隠れるほどの長さにカットした熱圧着パイプを針先から入れて行きます。隠したい部分が覆えたらライターの炎でパイプを炙ってあげましょう。きゅっと縮んでスッキリと決まります。強度の確保と見た目の良さの一石二鳥を実現します。
スプリットリングに「ひばり結び」で
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同じことを2回(両端に)すると、ダブルアシストフックの完成は間近です。センターを少しずらしてスプリットリングを「ひばり結び」で取り付けます。この時センターにしないのは、出来あがりに少し段差が欲しいからです。段差があることで「ダブルアシストフック」が、「シングルアシストフック二つ」となります。いや、なるような気がします。これに関しては賛否あるでしょうが、フッキングチャンスが増え、フッキングした時の刺さりも良いような気がします。好きずきで良いとは思いますが、段差アリの方が良く釣れると思います。
アシストフックの使い方
ジグのアイに取り付けます
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まずはジグに取り付けてみましょう。どうでしょう、釣れる気がしますね。サンゴの多い場所でのジギングなどでは、後部のトレブルフックを外し、前部アイのアシストフックのみでキャスティングすることもあります。根掛かりの確率が大幅に減りますよ。また、青物狙いの場合も前部アイのアシストフックのみで勝負することがあります。根魚と違い、青物はジグの「横」ないしは「前」から襲うことが多いことが分かっています。トレブルフックの違和感を失くして青物狙いをしてみましょう。
オモックのアイに取り付けます
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自作オモックに自作アシストフック。釣り人としては「これで釣れたら感無量」です。しかもこれ一式で100円もかかっていません。これで高級魚が浮いてきた時などは、海上で「してやったり!」と誰とはなしにドヤ顔を披露いたします。逆に釣れなかった時は全て自己責任ですので、あっさりと諦めがつきます。と言いつつロッドのせいにしたり、リールのせいにしたりしています。
小さな注意事項
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さて、ここでダブルアシストフックを作る上での小さな注意点を二つ。スプリットリングを「ひばり結び」で留めると力の掛かった方にずれてしまいます。それを防止するためにスプリットリングのチモトをセキ糸で締めますが、ここで一つの問題が発生します。アシストフック装着前にギリギリと巻くと、当然スプリットリングの輪が開きません。またリングをぐるりと回してアイを中に入れようにも回転せず、取り付け困難になります。セキ糸で締めるのは、ジグに取り付け後か、先に留めるのならば少し緩く締める工夫をしましょう。
オモックはフリーにしておく
もう一つの小さな注意点は、道糸とオモックの結束場所にあります。オモックにアシストフックを付ける場合は、掛かる重量をすべてアシストフックに持たせましょう。つまりアシストフックのスプリットリングにロッドからきたラインを結びます。特に自作オモックなどの場合は、オモックのアイはそう強いものではありません、アイが伸びてせっかくの魚をバラシてしまわないようにしましょう。